会社が評価するのは頑張った社員

仕事
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多くの人は昨日で仕事納めだったのではないでしょうか。街に出れば若手が納会で使うのであろうピザやおつまみ、ビールを持ってオフィスに消えていっていました。

うちの会社は納会とか皆無ですね。私は結構好きなのでやってもいいかとは思いますが、時代の流れでいつの間にか廃止になったのでしょう。

何はともあれ労働者の皆様、本年もお仕事お疲れさまでございました。

ところで私が勤めているのはアメリカ資本の会社なのですが、毎年の終わりに自身が「どれだけ成長したか」、「来年はどのように成長するか」を求めてくる。

「成長、成長」ととにかくうるさい。営業実績的な評価はもちろんありますが、この「自身がどれだけ成長したか」が年間評価の一定割合を占めます。

hachi
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実際のところ人間そんな成長なんかしないって。毎年毎年成長したら複利の力で大空のかなただろうよ

 

TOEICを受けるだけで「成長」への努力点が貰える

チームの同僚に20代後半の女性がいるのですが、2020年1月にTOEIC公開試験を受けるそうです。このことについて上司が、「〇〇さんは高い意識をもって英語学習に励んでいます。これは成長しようという強い意志の表れです。みなさんもぜひ見習って成長してください」と大絶賛。

もちろん年間評価に占める「成長」のポイントもゲットするのでしょう。

いや、ちょっと待て。おかしくないか?

私は彼女がTOEICを受けることについては素晴らしいと思いますし、10年前に一度受けたっきり一度も受けていないそうなので腕試しに受けるのもいいでしょう。

しかし、試験を受けるだけで「成長への努力」って何ですか。

ちなみに彼女は前回受けたときは500点未満だったそうなので、正直レベルは高くないです。そして以前から受験を公言して申し込んでいたにもかかわらず、来年1月12日(日)に向けて未だに1頁も勉強していないとのこと(12月27日時点)。

そのことについては何ら問題ありません。TOEICに申し込み、その勢いで勉強しようと思ったけどやっぱりできなかった、そんなことはよくあることです。何の問題も無い。それに今更2週間程度頑張っても大した結果はついてこない(勉強しないだろうけど)。

ここでの問題は、彼女は「成長」したんですか?彼女が行った行為はTOEICに申し込んで受験料を支払っただけです(12月27日現在)。ただ住所氏名記載してお金払っただけじゃないですか。

hachi
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もうね、アホかと

TOEIC935点取得している私は努力点が無く、申し込んだだけの彼女は努力点が貰える

私はライフワークとして一定の量数英語学習を取り入れています。普段から結構英語を読むし、海外の友人とのメールでのやり取りもよくある。

特に今年は1月にTOEIC公開試験を受けたので、お正月休みはずっと英語の勉強をしていました。TOEIC申し込んでから参考書を1頁も読んでいない彼女より、2019年元日の1日だけでより多くの英語学習を行いました。

結果的に取得した935点(ちょっと低くてごめん)も会社に提出し、上司を通じてスコアは登録されています。

しかし上司曰く、「低い点数の人が努力するのは成長」だけど、私のように「もともと高得点を取得している人は成長とは言えない」そうだ。なんじゃそれ。

 

hachi
hachi

どんな試験でも正答率90%を超えたあたりから、正答率を1%上げること、現状維持することがどれだけ分かってないんだろうな。

そうか、私も英語ではなくヒンディー語の参考書でも買って勉強したフリをしたらいいのか。だってヒンディー語なんて文字すら読めない私が「努力」するわけだから、さぞかし「成長」するだろうよ。

たとえ1頁も読まなくても。

成長という耳障りのいい言葉はもう要らない

こういうことを書くと評価されていない人間がただ愚痴を言っているように思わるかもしれませんが、十分評価していただいています(笑)

ただただこの「成長」という言葉に惑わされて本質を見失いすぎだろうと感じるだけです。「成長」をどうにか具現化しなければ評価者も評価できないことも理解は示しますが、あまりにもお粗末すぎる。

冒頭でも書きましたが、そんなに毎年毎年成長なんかしないって。

みんなそれが分かっていてどのように自分の「成長」について報告をしたらいいか分からないから、手っ取り早く点数が出て社会的評価も確立(日本だけ)しているTOEICを利用するのでしょう。

さて、来年は一体何人が「自身の成長のためTOEICにチャレンジ」と書くことやら。

hachi
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言うのはいいけどお前らちゃんと勉強しろよ!

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コメント

  1. かわ先 より:

    職場での矛盾はよくわかりますが、あなたが好きな投資では、企業に、無限に常に成長しろって求めてませんか。成長しないと増配も無理です。結局は、ボトムレベルで社員が成長しないと企業の利益成長もないとつながってくるのでは。

     後、英語に関しては、
    経済学の限界生産性逓減の法則からすると、TOEIC900点を越したら、
    おっしゃるようにスコアをあげる効率が悪いので、
    より難しい TOEFLやIELTSに 移行したらどうでしょうか。
     TOEFLは、大学留学向けとは言え、四技能すべてみられるし、長文だし、
    難易度はTOEICの比ではないので、上司に評価されると思いますよ。
    ケンブリッジ英検とか言う最強資格もあります。

    • hachi hachi より:

      かわ先 様

      このような小さなブログにコメントいただきありがとうございます。
      非常に的を得たご意見だと思いました。
      確かに常に成長を求めない限り長期に渡って利益を出し続けることはできないですね。

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