労働者にとってささやかな休日が終わり、本日よりまた一週間が始まります。少し頭を悩ませている案件があるため、憂鬱な月曜日です。何でも抱え込んでしまうのが悪い癖です。
収入が上がっても手取りが増えない現実
昨年の評価に基づき、今年の4月から昇給いたします。うちの会社はよほどのことが無い限り、いくらかは必ず昇給します。
私の場合上司から昨年は半分しか所長をやっていないけど、十分評価できますと「並」の評価をいただきました。厳しめにつけるという上司なので、新人所長にとっては並でも十分です。
ただ会社の規定に照らし合わせると、並の評価だと昇給率は2%~3%です。

多分2%だね。私が部下の分をつけているから、全社的な今年の昇給率が予想できる
いや、いいんです。コロナの影響で世界が苦しんでいる中、若干いつもより低めとはいえ定期昇給してくれるわけですから。
昇給率は基本給に対してかかってくるので、私の場合はボーナスを除いた約900万円にかけられます。つまり18万円ぐらいだね。
月々にすると1万5000円ぐらい上がる計算にはなるんですが、実際は税金も増えるので1万円程度の手取り増加になるのでしょうか。
これを大きいと取るかどうかなんですが…もはや実感が湧きません。同じ仕事をして月1万円多くもらえるから、間違いなくありがたいのですが、このペースで収入が増えたところで「限界」を感じます。
10年後には年収1200万円
私が今30歳なら「おっ、もしかして結構いいペースじゃない?」と思いますが、もはや40歳が間近に迫ってきています。
もしここから順調に所長として10年生き延びられたとして、毎年こうやって20万円前後昇給したとしましょう。全て順調にね。
10年後の50歳になるころには年収1200万円になっています。実際周りの所長陣はそれ以上貰っているので、特に1200万円は「貰いすぎ」の部類には入りません。
これね…もう無理ですね。
10年後、50歳になった自分が年収1200万円になっている姿に一切ワクワクしません。むしろ健康寿命の後半に差し掛かっているのに、現状から年収が200万円上がったぐらいで何してるの?と思います。
労働者として劇的な生活向上は望めない
この地道な年収上げゲームはもう限界ですね。年間20万円ぐらいずつ昇給しても、我々の世代はどんどん税金を上げられていく。
もちろん上げられる税金に対抗して年収を上げていかないとじり貧になるから、安定して20万円昇給してくれるだけで「現状維持」出来る分ありがたいのだけど、もう生活レベルは向上しないでしょう。
ここからさらに役職を1段階上げる(支店長)頃には、私は50歳を突破しています。望んでいないし支店長なんかまず無理です。オーラが違いすぎる。
ある意味今の生活レベルが私の労働者としての限界ですね。そう考えると、全然金持ちじゃないよ(笑)
ちょっとでも気を緩めて高い買い物をしたら、次の月は給料日の直後にクレジットカードの請求で収入が消え去ります。

年収800万円?ぐらいから幸福度は変わらないってどこかに書いてあったけど、本当かもしれません
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