今年入社してきた新人君とお話しする機会があり、弊社の出世について色々と聞かれたのでお答えしておりました。
野心あるの?
最近の子は出世したくない人が多いみたいなので、どうなんでしょうね。
新人「内定いくつか貰っていて、国内企業か外資かで迷って、やっぱ実力主義だと思う外資を選んだんですよ」
月並みなセリフですが、そんなイメージなのでしょうか。
私は日系企業に勤めたことが無いのでよく分からないのですが、今でも完全年功序列ってあるのかな。
確かにうちの会社は若くても支店長レベルに上がっていく人がいます。この前本社系で部長クラスになった人なんか34歳だし。
これは日系企業では無理なのかな。40歳になるまで課長には上がれないとかある?
そういう意味では、あまり役職については年齢や入社歴は関係なく上がっていっているイメージはありますね。私も転職組ですが、入社してすぐ出世しましたから。
ただ完全実力主義かというと、ちょっと違って年功序列的にしか年収が上がっていきません。若い人はどうしても年収が低いので、役職が上がっても年収が追いつかないという変な現象が起きるんですよね。
ただ役職と年収にあまりにも乖離があると、会社の方もさすがに洒落にならんと昇給率は毎年Maxで上げてくれますがそれでも一桁%だとなかなか追いつかないんですよね。
あとポストが非常に限られているので、あの人結構能力あるのになーと思っていても、何年経っても平社員のままというのがごろごろいます。
もうね、そこら中にいます。50歳でも新人と似たような等級とかね。ポストが少なすぎることに気づいたそれなりに能力のある人は、転職していきますね。昇格のタイミングは1年に1回しかないから、時間を無駄にできないと感じるんでしょう。
実力主義、成果主義と言っても人が人を評価する以上、そこに不公平感というかブラックボックスは存在するので、外資だからクリーンで能力があれば上に行ける!と思っているならちょっと違うかもしれませんね。
あまり新人に刺激的な話をしても仕方が無いので、目が輝いているうちは「早い人は20代後半で所長になるから、一年を大切にした方がいいよ」と私も月並みなセリフで締めくくりました。
ある程度年功序列というシステムも必要なのかなと感じる時もあるのです。
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コメント
>実力主義、成果主義と言っても人が人を評価する以上、そこに不公平感というかブラックボックスは存在するので、外資だからクリーンで能力があれば上に行ける!と思っているならちょっと違うかもしれませんね。
私も数字本体の会社で転職後10年以上軽く年収1000万超をキープしましたがリーマンショック後数年で陥落しました
実力や努力もさることながら人、環境、時の運の要素も極めて大きいのです
コメントいただきありがとうございます。
時の運というのも本当にありますよね。ポストが限られている以上、目立った数年間に上が空いているかどうかにかなり左右されます。