私が保有している個別銘柄で、圧倒的に足を引っ張ってくれているのがタバコ株達です。
「安定した収益」、「大きな設備投資が必要ない」、「喫煙者減は値上げで相殺」など、プラスの側面ばかり見て、「おまけに高配当なら最高では無いか!」と買い続けてきました。
ナンピンを繰り返しているうちに、結構な金額を投資してしまったよ( ゚Д゚)
圧倒的なマイナスを叩き出すアルトリアとJT
私はタバコを吸わないし、過去に吸ったことも無い。タバコを吸っている人と同じ空間にもいたくありません。
しかし会社では吸っている人も多く、懇親会で同年代以上の男性と一緒になると、まだまだ喫煙率は50%ぐらいありますね。スーツに臭いがしみ込んで一日でダメになるので、クリーニング代を請求したい気分です。
そんな「喫煙者からお金を徴収」するような気持ちでタバコ株を買ったのですが…そんなしょうもない理由で買ったらダメだったんだな(笑)
見てよこれ(笑)
一番右の列がパーセンテージ、右から二番目が日本円での損益です。JTとMO合わせて約300万円マイナスだよ!
これでも少し浮上したほうで、3月末なんか合算でマイナス400万円以上を叩き出してくれていた。
これだけのマイナスが常に計上されていると、いくら他の銘柄でプラスを出してもトータルの成績が悪くなります。
正直タバコ株が無ければ…と思うことが多々あります。その他はずっと好調だから。
高配当とは何か考えさせられるタバコ株
確かにタバコ株は配当金が魅力だし、私もそれを目的に保有しています。長期保有を決め込んで購入していますが、もう何年経っても全然プラスになりません。
しかもJTは増配記録をいとも簡単に消してくれました。減配しなかっただけいいのかもしれませんが、やはり日本で何十年も増配する企業はそう簡単に出てこないのでしょうね。
株主優待で美味しくないパックご飯を貰っても、これだけ含み損があると全く嬉しくないよ。もっと美味しいサトウのご飯がいくらでも買える。
配当金に関してはアルトリアはさすがに頑張ってくれています。私の場合四半期で$800(税引き後)が振り込まれるので、保有銘柄の中では一番多い配当金をもたらしてくれます。
株価が低迷していても、アルトリアが倒産するとは私も考えていません。本当に長い目で見たら、含み損は高配当で相殺されていくでしょう。
でもね、これだけ調子がいい米国に、4年以上も保有して未だに200万円以上の含み損があるというのは、銘柄選択、もしくは投資したタイミングの失敗だろう( ゚Д゚)
高配当だからと言って、いつ買ってもいいわけではない
タイミングを見計らうのは難しいし、「優良銘柄」なんて言うのは簡単だけど何をもって優良銘柄と判断するかは人それぞれです。
配当金は読みやすいですが、高配当だからと言って飛びつくと、私のように失敗するかもしれません。
私のアルトリアなんか、現在の株価と配当金が固定されたら、配当金で含み損が相殺されるまでに後8年ぐらいかかることになる。
既に4年保有しているので、10年以上塩漬けと言うことだよ。
そりゃいずれプラスになるだろうけどよ、10年もマイナスってどう感じるよ(笑)
下がり続けているなか、さらにナンピン買いを繰り返した私が悪いのですが、「高配当だから」と盲目的に購入していくと、こんなことにもなりえるということを知ってください。
JTもアルトリアも売る気はありませんが、もはや買い増しする気力は完全に萎えました。
それでも「優良銘柄」と信じて買い続ける人が最後に報われるのかもしれませんが、これ以上資産に占めるタバコ株の割合を増やしたくないというのが本音です。
高配当だからとアホみたいに買い続けた私のアルトリアがどうなっていくか、温かく見守ってください(*’▽’)
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