労働に頼った収入しか無い一般人にとって、定期的にお金を振り込んでくれる高配当株は人気です。市場が下落したら「今仕込みたい高配当株10選!」みたいな記事が溢れ出てきます。
一方で、無配でただひたすら突き進んでいる銘柄もあります。代表的なものはAmazonですね。コロナショックってなに?ぐらいの勢いで、最高値を更新しています。
私は投資初期は高配当株に釣られてたくさん買いましたが、今は盲目的に配当金を求めることはやめています。
資産が増えたら成功、減ったら失敗
株価が上がった理由、下がった理由なんて、結局のところ振り返ってみてはっきりと分かることであって、理屈なんかいくら集めても、明日どうなるかは分からない。
でも投資をしている目的はシンプルにただ一つ、「資産を増やすこと」でしょう。
過程とか戦略とか講釈は置いといて、資産が増えたら成功、資産が減ったら失敗です。
「〇〇戦略」とか崇高な名前をつけてみても、「投資方針は変えない!貫く!」と意気込んでも、「あいつの投資法はいずれ痛い目を見る」と他人を罵っても、自身が投資して資産が減ったら失敗ですよ。

高配当でも無配でも、投資した結果資産を増やしてくれたらどちらでもいいですよね。逆に減らされて「これはチャンスだ♪」と喜ぶ人はちょっとおかしい。
直近はハイテク株が無双状態だった
私はP&GやKOのようなシワシワ株と、アップルやマイクロソフトのようなハイテク株の両方を保有していますが、もう勝敗は完ぺきについています。
比べ物にならないほど、アップルやマイクロソフトの資産増加率が高い。直近5年程は、勢いに乗りまくっていたハイテク株を素直に買うことが正解だったわけです。
そして高配当と呼ばれる銘柄達は、地味に横ばいか銘柄によっては上昇相場にも関わらず下落しています。
代表的なものはアルトリア(*’▽’) 直近5年で手を出した人は等しく資産を減らしています。イコール、投資失敗です。
ただこれは結果論です。今から投資する人がこの5年間と同様の結果になるかは分かりません。
上がり続けるハイテク株ですが、今から買ってもまだまだ伸びるかもしれないし、低迷している高配当株を今仕込めば値上がり益+配当金の両方が得られる未来が待っているかもしれません。
どちらでもいいんです。大切なことは、投資した結果資産が増えたかどうかです。
失敗は素直に認めて、次に生かそう
下落して含み損に陥ると、自身の投資法を正当化するために、色々なブログを探して間違っていないことを納得させようとしがちですが、資産が減ったら投資失敗ですよ(笑)

失敗がダメだと言っているのではなく、失敗は失敗だと認めましょうと言うことね。あのオマハの賢人ですら失敗するわけだから、普通の人が失敗するのは当たり前です。
大切なことは、失敗の後どうしていくかです。投資方針を貫くのもいいし、変更してもいい。
間違っても、「今ハイテク株で儲けているやつは、いずれ暴落に見舞われる!」なんて呪いのような願望を抱かないようにしましょう(笑)
私は個別株で散々失敗したので、もうVOOを中心に購入していくことにしました。それが正解かどうかは、数年経ってみないと分かりません。
おい!お前!失敗しているアルトリア株どうするんだ!という突っ込み入れないでください。あれは失敗として、反省して、飲み込んでいます(;・∀・)
タバコ吸おうかな…。
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