日本はコロナウイルスの新規感染が落ち着いてきましたが、世界で見るとまだ猛威を振るっているようです。それでもある程度予想がついてきたのか、株価は勢いを増して回復しています。
おかげさまで管理人の資産も5500万円まで回復しました。底値の3月下旬では4500万円まで下がっていたので、2か月で1000万円戻ってきたようです。
下落時に大きく買い増せた人は、相当にんまりでしょう。数年分を2か月で稼ぎましたね。おめでとうございます。
なにもコロナ前の高値まで戻れとは思いませんが、この水準でしばらく安定してくれることを願うばかりです。
相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち←今ここ?
投資の格言で、ジョン・テンプルトンが述べた「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というのが好きです。大衆の心理を短い言葉で表した文章ですよね。
これも後から振り返って検証するしかないところもありますが、「コロナでボロボロなのに株価が上がるわけ無いだろう」とか、「実体経済とかけ離れた株価上昇」などの言葉が溢れている今、「懐疑の中で育ち」がまさに当てはまりそうです。
「実体経済とかけ離れた」って、実体経済って何だろうね。店にお客がいないこと?コロナショックの前は実体経済を伴った株価だったのかな。
短期的な株価を予想するのは難しい
株をはじめて何年も経ちますが、株価っていつも納得感があるような無いような、あいまいな部分が多いと感じています。私が無知なだけかもしれませんが。
だから「〇〇なのに上がっている、△△なのに下がっているのはおかしい!」と感覚的には思えても、「じゃあ世の中で起こっている全ての要素を考慮したら、いくらが適正価格なんだ?」と言われたら分からないでしょう。
私のような凡人に崇高な分析は無理なので、最近は現金比率とか入金力とか、自分でコントロールできることに集中しようと考えています。
今回のコロナショックでの大きな反省は、右肩上がりの相場で、細かな暴落を何度も経験しているだけで「耐性が出来た」といい気になっていたこと。
本当に世界が変わるような衝撃を目の当たりにして、投資が怖いものだと知りました。
幸いにもプラスに転じたのでほっとしていますが、あのまま下落が続けば大けがをしていたのは間違いありません。
労働収入が安定しているので路頭に迷うことはありませんが、労働収入で何年もかけて蓄えていたものを失うのは辛いでしょう。
資産が5500万円を回復した今こそ、落ち着いて考え直したいと思っています。
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