世界中のコロナウィルス感染者増加が止まりません。私も2月上旬は正直「たんなる風邪で大げさな…」と思っていたのですが、そんなものでは無かったようですね。
ところで最近、日赤医療センターの医師なるものから、医療崩壊寸前を訴えたラインが友人より転送されてきましたが、これはいわゆる「不幸の手紙」ですよね。震災の時も出回りました。
複数人の友人(♀100%)から送られてきているので、相当出回っているのでしょう。
赤の他人が「転送してください!」と送ってくるものをホイホイと転送するのはいかがなものかね。そのうち厄除けの高価な壺でも買わされるぞ。
大底付近で買うのは難しい
毎回話がそれてすみません。コロナウィルスの猛威が全く衰えていないのに、市場はなぜか一旦小休止しています。少しでも心安らぐようなニュースあるか?
今後どうなるかは分かりませんが、「暴落が来たらタイミングを見て参入!」と息巻いていた人、買えましたでしょうか。もし3月下旬に大きく買えたというのなら、素晴らしいタイミングでしたね。
でも実際はどうでしょう。多くの人が「明日も下がるかもしれない」と躊躇してしまったのではないでしょうか。
そりゃ一日にダウが$1000とか$2000とか下がっていたら、怖くて手が出せないよね
※松井証券HPより
松井証券様に素晴らしいチャートが載ってました。めちゃくちゃ分かりやすくていいですね。
こうやって見ると、2月12日の天井から3月23日の「直近の底」まで、$11,000以上急降下しているんだ。一か月強で約40%消えたことになる。恐ろしい…(笑)
直近で言えば、3月23日付近で大きく買った人が大勝利を収めたことになります。底値から30%も上昇しているからね。底値で買えた人は、たとえ二番底が来たとしても安泰でしょう。
で?みんな買えた?( ゚Д゚)
事後だと何とでも言えるが、暴落中に冷静になれる人はわずか
急落した理由、急騰した理由など後からいくらでもついてくるし、「3月23日で買えば既に30%利益が出ている」なんて小学生の算数レベルで解ける問題です。
でもね、投資する予定の現金が潤沢にあったとしても、あれだけ毎日市場平均が乱高下して、為替も方向性が定まらず動いている中、大きく投資するって難しいよ。
今から5年先、10年先、今回のコロナショックのチャートを振り返って「この形は典型的な〇〇パターン!」なんて説明する人も多々現れるでしょう。その方々は「典型的なパターン」を用いて、今回の相場で買えた(もしくは2月下旬で売れた)のでしょうか。
無理ですよね。実際に市場が大荒れしている時に最終的に勝つ人って「嗅覚」が優れている人だと思うんですよ。理屈じゃない。分析することを否定しているのではなく、あの乱高下には通常の思考では立ち向かえないと感じるのです。
凡人は現金比率を意識しながら投資する
できる人は相場に沿って大きく投資してください。でも今回の暴落を経験して、多くの方は「無理だ」と感じたのではないでしょうか。私もその一人です。
終わったあとに「あの時買えたよかった!」と言うのは簡単ですが、「あの時の恐怖」を思い出してください。
寝て起きたら数百万円消えているんだよ(笑)それも毎晩!
凡人が乱高下に立ち向かうのは無理だ。大人しく現金比率を意識して、少しずつ投資するのがいい。もしタイミングを図りたいと思うなら、市場が荒れているときに少し色を付けて投資したらいい。
私は今後、現金比率を意識しながらVOOかVYMを買い続けていきます。
あの時買えばよかった!と、振り返って後悔するぐらいが丁度いい。
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