VOOより配当金(分配金)を受領しました。
$431.75(税引き後)
意外と大きいですね。VOOには配当金を期待しておりませんでしたが、それなりに保有するようになると無視できないぐらいになってきます。
管理人のVOO購入履歴
VOOを最初に購入したのは2017年5月。当時は米国株でP&Gやコカ・コーラが主で、「配当金は少ないけどS&P500も少しぐらい混ぜたほうがいいかな」という思いで購入しています。
ほんと結果論だけど、VOOだけでよかったね。
アップルやマイクロソフトの強さを予想することは私には無理なので、「アップルに集中投資したらよかった!」なんてのは無理があります。
しかしS&P500に関しては、そんな予想などせずとも、しかも昔から多くの人が推奨しているものです。未来を予想しなくともVOOへ集中投資することはできたでしょう。
労働収入があるうちは配当金にこだわらなくていい
私は現在30代後半です。妻子もいるし今の資産額(6500万円程)では到底退職してリタイア生活を送るのは無理です。ギリギリまで切り詰めて生きて行く気はありませんので。
労働による収入が安定している以上、今現在そんなに配当金を必要としているわけではありません。
配当金を貰っても、投資待機資金としてプールするか即投入するかの二択ですから、楽しさはありますけど現実的には配当金で資産が増えているわけではないんですよね。
仕事ってしんどいから、その傍らで振り込まれる配当金は目に見える形で残るので、惹かれる気持ちは分かります。私も未だに配当金は好きです。
労働収入が終わったときに配当金重視に切り替えたらいい
配当金って今日投資しないと今後は貰えないというわけではないのだから、労働収入が途絶えるタイミングに合わせて徐々に配当金重視の投資に切り替えていけばいいのではないかと。
そもそも20代で収入から投資に回せる金額が少ないうちは、「高配当再投資戦略」と言っても貰っている配当金が数千円レベルだと、ちょっと気が遠くなります。
毎月50万円も投資できるような高収入の人は、既に人生上がっているようなものなので何を買ってもいいでしょう。市場がどうであれ近いうちに1億円近い高配当株を保有することになります。
そうなれば配当金だけで一般人が労働収入から絞り出して投資する金額よりも大きくなるので、もはや雪だるまは止まらなくなります。
そこまで行けば自分年金としても十分なチカラを発揮するでしょう。
しかし、資産額が小さいうちは「再投資」される金額は影響力がほとんどありません。
資産が少ないうちは入金を意識する
才能があって個別株に集中投資して一気に資産が増やせる方を除けば、投資をしても一般人の資産はそうそう急激には増えません。
100万円が1年後に1000万円になることは無いでしょう。
複利の力は大事ですが、それを感じられるようになるのは数千万円単位の資産を運用し始めてからではないでしょうか。
資産が少ないうちは複利の力を意識するより、入金力を高めたほうが資産は増えます。切ない現実ですが、要するに「いくら貯金できるか」です。
遠い将来資産が膨らんで、労働収入もそろそろ終わる(終わらせる)頃に、配当金を意識したらいいかと思っています。
収入、資産が少ないうちは、とにかく収入を増やすこと、支出を減らすことに注力したほうがいい。福利なんてもっと先の話だ。私は再度出直して働きます。
コメント