株価が下がっても関係ない人は、株価が上がっても関係ない

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ここ最近じわじわと株価が下がっており、私のポートフォリオもある程度のダメージを受けております。特に先週の金曜日におけるトランプ氏のメキシコに対する関税ツイートにより、円高も相まって一晩で100万円の含み益が吹っ飛びました(笑)

一次的な下落になればいいですが、米中貿易摩擦は次の100年における超大国同士の覇権争いでもあるので、そんな簡単には解決しないでしょう。いつの時代も下落相場は嫌なものですが、怖がっていても仕方が無いので私は投資を続けます。

株価が下がっても関係ない人は、上がっても関係ない人たちである

さて、私は株価が下がったらもろに影響を受ける人です。影響を受けすぎて心がしんどいです(笑)

市場の未来は信じているので短期的な下落で狼狽売りなどしませんが、下がって気持ちのいいものではありません。

株価下落が辛いなんて、今の日本でそんなことを同僚に話そうものなら、「だから株は怖いんだ。そんなものに手を出すなんて。自業自得だ」なんて言葉が返ってきそうです。さすがに面と向かっては言わないかもしれませんが、心の中ではそう思うでしょう。

景気拡大の実感が無い人たち

株価が下がってもどこ吹く風、むしろ株をやっているやつざまぁみろと言わんばかりの人、残念ながら彼らはここ最近の好景気の恩恵を受けることが出来ていない人たちです。

この10年、間違いなく景気は拡大し、それに乗じて資産を増やした人は山ほどいるのです

投資をせずただひたすら働いて0金利の銀行口座にお金を寝かしていた人は、「景気がいいなんて嘘だ」、「俺たちの給料は1万円も上がっていないぞ」、「一部の金持ちが儲けているだけだ」などと嘆いているでしょう。

そりゃあなた、投資をしてなかったら景気拡大の実感は無いでしょう。経営者でもない、一労働者が投資をしないで景気拡大を実感できることはもはやありません

企業は過去最高益を連発している

企業勤めの方は肌で感じているかもしれませんが、会社自体はしっかりと儲けを出しています。そして得た利益の多くを内部留保という形で蓄えているか、少しずつ株主に分配しています。日本企業の内部留保額が500兆円を突破し、過去最高を更新し続けているのが証拠でしょう。

残念ながら、今後の日本企業は労働者への給与アップは二の次、三の次で後回しにして、保身のために蓄えるか、株主への還元に回していくでしょう。

株式会社の利益は社員ではなく株主のものが原則なので、これが本来あるべき姿です。いや、むしろもっと株主に還元していいはずだ。

株主として投資家に回った人だけが、景気拡大時、儲かったときに恩恵を受けられるのです。リスクを取らず銀行預金をしていた人が、経営が調子良くてお金があるなら俺たちにもよこせ!なんて厚かましいにもほどがあります

投資しない人には労働賃金しか支払われません。

リスクを取らない人は、株価上昇時も何も与えられない

株価下落を見て、やっぱり株なんかやらない方がいいと思う人は、株価が上昇して景気拡大しているときも、株で儲けた人をとやかく言う資格はありません。

そしてその人たちがどれだけ投資により利益を得て、好景気を謳歌しても関係のない話です。投資をせず銀行預金で寝かし続けるという選択をしたのは自分なので、「一部の金持ちしか儲かっていない!」なんて言うことはやめましょう。

リスクを取って投資した人だけが、好景気を実感できるのです。何もしなかった人にわざわざ好景気の恩恵を与えに来てくれる奇特な人はいません。

投資は自己責任です。するしないは自由です。しかし、お金持ちになりたいなら、好景気を実感したいのなら、リスクを取って投資家に回るしかありません。それが難しいのであれば、ずっと上がらない給料で我慢していくしかありません

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