私は資産のほとんどを米国株で保有していますが、一部だけ日本株も保有しています。それが日本たばこ産業。
アルトリアでも損しているのに、JTにまで手を出して「どんだけタバコ好きやねん!」て言われそうですが、私は全くタバコを吸いません。
会社の先輩に飲み会で無理やり吸わされたことぐらいしかない。考えたらあれもなかなかのパワハラだな。
管理人のJT購入歴
投資に失敗しているものを晒すのは恥ずかしいのですが、今から高配当に魅力を感じてJTに投資しようと思っている人に、何か参考になればと思い書いています。
2年以上前に購入し、その後下がり続ける株価を見て「高配当だし、これぐらい下がるのはOK♪」みたいなアホな気持ちで買い増していたら、そのまま回復することなく沈んでいきました。
直近の買い付けはちょうど1年前で、もうその後は買う気が一切起こっていません。
現在の含み損は80万円程度あります。これね、配当金でカバーできるのか?
いや絶対無理だろ(笑)
含み損に陥ると、高配当銘柄も値上がり益を期待しはじめる
高配当株に投資して、はじめは配当金が目的だったはずなのに、含み損が膨らんでくると今度は株価が上がることを期待しはじめる。
でもそれって、値上がり益を狙うのと同じということですよね。
自身の買値は市場には無関係なので、含み損の解消を願うことと、今日購入した人が値上がりを願うことは、同じことを願っているわけです。
高配当と言えども、一定の値上がりが無いと機能しないんだ。
そりゃ会社が倒産しない限り、何十年も保有したらいずれ配当金でプラスになるだろうけど、本当にそれが当初の目的だったのか?
JTの5年チャート
JTの5年チャートです。美しいまでの右肩下がり!
見なきゃよかった…。
私が購入したのが2018年2月なので、下落は既に始まっていて、配当率の高まりが話題になっていました。
一回の購入で大人しくしていればいいものを、その後下がり続けたらついつい「安い気がして」ナンピン買いをして現在に至ります。
良い子はマネしちゃだめですよ
少なくともこの5年間以上、JTに投資して報われた人はいないという現実をどう受け止める。
市場全体が下降しているなら仕方が無いですが、この5年間は相当調子がいい時期でしたよね。ゴールドスタンダードとも呼べるS&P500と比較するのが一番分かりやすい。
高配当だからなんでもOKではない
配当金さえもらえていたら、含み損もいずれ相殺できるというのは事実でしょう。
半分官営みたいなJTが倒産するとも思えませんし、白髪になるまで持っていれば相当な確率でプラスになるはずです。
ちょっとぐらいの含み損ならいいですが、JTのようにここ数年で投資したホルダーを大きく含み損状態にしてしまうと、結局は値上がり益に期待しなければ浮上できなくなります。
今からJTを購入する人がどうなるかは分かりません。ここから浮上して、高配当+値上がり益という黄金銘柄に化けるかもしれません。
しかし、高配当だからとナンピン買いを繰り返していると、私のようなことになるかもしれないということを知っておいてください。
優待のパックご飯なんかどれだけ貰ってもペイできんよ(‘_’)
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