首都圏はもう少し我慢が必要なようですが、それ以外の都市はおおむね落ち着いてきたようですね。
一部我慢が出来ずパチンコや居酒屋に通っていた方もいらっしゃったようですが、皆さんコロナ自粛を頑張ったと言うことでしょう。
そんな中でも、スーパーやコンビニには一部を除き潤沢に商品が並んでいました。本当に生きていくために必要なものを製造し、運び、売ってくれている方々に感謝です。
医療従事者はもちろんのこと、非常時でも飲料食糧を届けてくれるお仕事に従事されている方にも、手当てがあっていいよね。まあすそ野が広すぎるか。
対面会議は確実に減少する
私はどちらかというとアナログな人間で、手帳も高橋だし、メールより電話、電話より会って話したい方です。
しかしそれは個人的なお付き合いのことであって、今回のコロナ自粛で在宅勤務を経験し、ビジネスではもうZOOM会議オンリーでいいのではないかと感じています。
私が勤める会社は、コロナの影響でかれこれ2か月間自宅待機が続いています。内勤業務がメインの本社の方々も、本社が完全封鎖されているので全て自宅で勤務されています。
私も前職で本社に勤めていた経験があるのでわかるのですが、本社って会議会議会議会議なんですよ(笑)
ひたすら会議室を梯子する。予定が空いていればアウトルックの予定表に会議のお誘いが入ってくる。
まあ、そもそも論として会議資料を作るための会議とかが多いので、会議自体要らないのではないかということもあるのだが、ちょっとそれは置いておこう。
私のような営業職は、自宅待機を命じられると8割仕事が無くなりますが、本社の方々は結構フル稼働されております。ご愁傷様です。
次々と新しい施策やマーケティングからのアップデートがやってくるのですが、コロナ自粛前と遜色ないものが出来上がってくるのです。
仲のいい本社の人間に聞いてみると、通勤も無いし無駄な横やりが入らないので、自宅勤務が快適すぎるとのこと。
日々ZOOM会を実施しているが、慣れたら全く問題なく、もはや対面でやる意味が分からなくなっていると。
会議のために地方へ移動する非効率
うちの会社では変な慣習があり、月1回の営業所会議に本社の誰かが勉強のために参加することになっています。
そんなに大きな会社では無いので、全国に35営業所しかないのですが、簡単に言えば毎月本社から35人が全国に派遣され、終日会議に参加するわけです。地方だと日帰りが無理なので、宿泊を伴うことになる。
勉強のためなので、特に何かするわけではない。時折本部長クラスが来るので、冷や汗をかくことはありますが。
運がよければ北海道や沖縄に当たることもあるだろうから、旅行気分で行くのであれば嬉しいけど、業務効率で考えたらこんな無駄なものは無い。
そして現在もその慣習は続いているのだが、現在はZOOM会議のため全員が自宅から参加している。本社の方も自宅からだ。
これはすごい改革だ。しかしこんな単純な改革だが、コロナウイルスのような外的圧力が無い限り絶対に導入されることが無かったことだろう。
出張に伴う移動費、宿泊費が無くなり、経済には打撃だろうが、たかが会議に参加するために往復も含めて1日半費やす非効率性を考えたら、もうずっとZOOM会議でいいでしょう。
1ヶ月20日間しか仕事しないのに、慢性的に1日半が会議の参観で潰れるって、生産性が高まるわけがない。
今後もZOOM会議は継続される
昨日本社より通達があり、緊急事態宣言が解除になり、通常業務が可能となった場合も、第二波を警戒する観点から、対面会議はしばらく禁止し、ZOOM会議を継続するとのこと。
本社の人間の歓喜が聞こえてきそうだ
日本人の場合、ZOOM会議の全面導入のような大胆な改革が苦手ではあるが、コロナウイルスのように外的圧力によって強制的に変更された場合、それを調整、順応するのは早い。
営業はどうしても対面で行わなければいけないこともあるが、内勤は会議と作業の繰り返しなわけだから、在宅勤務で全く問題ない。
実際に働いている人がストレスが激減していると言っているのだ。
働き方改革と何年叫んでも、無駄な会議が増えるだけだったが、コロナの影響で強制的に改革させられて、初めて通勤、出張などの移動時間の無駄に気付いたのだろう。
先進的な企業は、とっくに気づいて自主的に改革をしているんだろうけどね。うちのような生粋の日本人が働く職場では、そんな大胆なことが自主的に行われることは無かった。
もう…元の世界には戻れないな
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