製薬最大手の武田薬品から配当金を受領しました。私の投資先は米国株なのですが、投資初期に日本株を購入しており、その時に保有していた武田薬品とJTのみ未だに残しています。
どちらもめでたく含み損です( ゚Д゚)
¥21,515(税引き後)です。大きいですか?もう長いこと含み損なので、特にうれしさはありません。
なぜ労働者は配当金をありがたがるのか
私もそうですが一般的な労働者って、会社からの給料以外に収入源を持ちません。そして多くの場合、仕事はストレスに満ちています。
可能であれば早く辞めたい。だからアーリーリタイアやセミリタイアという言葉が流行るのでしょう。
そんな労働者にとって、高配当株は「持っているだけでお金が振り込まれるマネー製造機」のような甘い魅力があり、中毒性もあります。
高配当株を積み上げれば、いずれ労働収入に頼らなくても不労所得だけで生きていけると考えるのでしょう。
私もそうでした
配当金で生活を賄うためには、巨額の投資が必要
しかし、単純な計算で今の生活レベルを配当金で維持しようと思ったら、一体いくら投資したらいいんだ?と言うことですよね。
私の場合安心して生活するには、月40万円、年間約500万円は欲しい。この金額は人それぞれなので、切り詰められる人はもっと簡単にリタイアできます。
年間500万円を税引き後の配当金で得ようとしたら、1億5000万円ぐらいを高配当株に投資しなければいけない。
うん、それは怖い(笑) 5000万円程度でびびってる私にできるわけがない
投資を始めたころは、「1億円ぐらい高配当株に投資出来たら相当人生楽だよなー」なんて簡単に考えていましたが、コツコツ増やして5000万円に到達した今、その金額の大きさにメンタルが追い付いていません。
そりゃ右肩上がりだったら何の問題もありませんが、コロナショックの恐怖はそれなりのものでしたよ。1億円投資していたら、あの倍の値動きだったと思うとゾッとします。
巨額の個別株投資は怖い
毎月50万円もの入金ができる高収入な人はいいですが、一般的なサラリーマンがこつこつ貯めて投資できる額なんて、多くても月20万円がいいところでしょう。普通は10万円以下だ。
これが1億円投資するとなると、日々の増減で月給を超えるなんて当たり前だし、コロナショックのような急落が来たら3000万円とか吹っ飛ぶことになります。
3000万円ですよ?家買えますよ?
数千万円消えて行く現実を見ていると、個別株は最悪のことを考え始めます。「おい、マジ倒産するんじゃないか…?」と。
それでも配当金を貰って再投資出来るメンタルがある人は、高配当に向いていると思います。私はとてもじゃないけど無理でした。
目標金額の半値程度しか投資していないにもかかわらず無理だったので、高配当再投資戦略は向いていないのでしょう。
気づくのが遅かったですが、少しずつインデックス投資家に生まれ変わります。
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