企業に勤めている特権の一つである健康診断を受けてきました。30代後半になっているので、少し前から胃カメラも実施しています。何度やっても慣れませんね…。
最近の健康診断専門のクリニックは客を呼び込むためなのか、めちゃくちゃ綺麗だしスタッフもにこやかな女性ばかりで、ただの健康診断なのにVIP扱いをしてくれます。おまけに終了時にホテルの昼食券までもらいました。
医療ビジネスが相当儲かる証拠ですね…。
お金で買えるもの買えないもの
日本は豊かな国なのでお金さえあればほぼ何でも買うことが出来ます。美味しいものも車も時計も、お金がある人には一流のスタッフが接客して対応してくれます。
しかしどれだけお金をかけても時間は買うことが出来ません。貧しい人も大金持ちも一日は一日です。ただ一日の間に生きるために必要な雑務(食事の用意や片付け、洗濯など)はお金ですっ飛ばすことが出来るので、貧乏人と金持ちでは「一日で本当にやりたいこと」に費やせる時間に大きな差が出ます。
お金で健康は買えるのか
これが本題です。私は特別な持病を抱えてはおりませんが、原因不明の骨密度の低さ、異常なLDL数値を毎回指摘されており、もはや生活の改善云々ではないレベルのようです。遺伝的なものでしょうかね。
医師も何を改善したらいいか正直分からないので、対処療法的な薬剤を処方するかどうかいつも悩んでいます。そして私が断ります(いや飲めよ)
私はこのままのペースで資産を蓄えていけば、いずれ優雅なリタイア生活ができるようになると確信していますが、健康面は不安があります。
お金があって、一日でやりたくないことをお金の力で解決できるようになっても、健康は買うことが出来ない。
お金持ちは健康的な食生活を送る傾向にあるので、貧乏人より肥満が少ないデータがあるとかないとか言われているが(実際ある)、そんなものは小話の一つに過ぎない。病気なんてなる人はなるしならない人はならない。金持ちで何でも金で解決できると思っていても、最終的に健康は買えない。
お金、時間、健康を大切にしよう
お金は自己管理で貯めることもできるし、失ってもまた作ることが出来る。しかし、時間も健康も失うと奪い返すことが出来ない。
だからお金の管理ばかりにとらわれず、時間、健康も同時にケアしていく人生を送らなきゃダメなんだ。
お金も時間も健康も、どれも大切。いや…結局健康なのかもしれないな。
ふとそんなことを考えた健康診断帰りでした。理由は一昨日、ひとつ年下の友人がガンで急遽亡くなったからです。発見から5か月というものすごいスピードで身体を蝕んだようです。
人にやさしくしよう。自分を大事にしよう
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