昨日は営業所の忘年会でした。馴染みのお店で実施したので5500円の会費で飲み放題付きでフグ尽くしを作っていただき、ありえない量のフグを食べさせていただきました。
でもやっぱり〇〇づくしって最後の方飽きるよね
そして営業所の忘年会が終わったら次は送別会です。うちは外資なのでこの時期に内示があり、1月1日付で転勤する人が出てきます。日程が無いので今週の金曜日に急遽決定いたしました。一週間に二回も飲み会って多いよ( ;∀;)
来年になれば新しいメンバーも加わり、そこでまた歓迎会です。この時期本当に多いよ。しかも歓送迎会は安上がりに仕上げるわけには行きませんからね…。
様々な理由を付けて行われる宴にどこまで参加するか
大人の飲み会だと大体5000~10000円ぐらいですよね。送別会だと贈り物も含めたら10000円を超えることもあります。お世話になった人が喜んでくれるなら全く痛くない出費ではありますが、考えてみたらこれらの「交際費」は年間を通せばかなりの金額になっています。
先日見事30歳でリタイアされた三菱サラリーマンさんのように、「完全に拒否る」という姿勢を貫かない限り、この手の出費からは逃れられません。
中途半端に参加していると、「付き合いが悪い」、「あれには参加してこれには参加しないのか」など、好き勝手なことを言われて評価が落ちるのが目に見えています。
参加するならある程度腹くくって全部参加するか、参加しないのであればもはや「そういう人」と認識され、陰口も一通り言われてみんなが飽きて何も言わなくなるまで拒否するしかありません。
中途半端が一番よくないですね。私は拒否し続けるメンタルの強さを持ち合わせていないので基本全部参加しています。そして参加するからにはいやいやではなく、ノリノリで参加(のフリ)をしています。
宴に費やされる金額は手取りの何%か
私の月給は額面で65万円ぐらいありますが家賃とか社内株、積立NISAの金額とか引かれた後、手元に残るのは大体30万円ぐらいです。それで一か月生活して、余ったら全部投資に回しています。
今年の年収は1000万円ぴったりぐらいになりそうですが、手取りと言えばたった30万円です。
積立NISAと社内株で月10万円引かれているから、実際は手取り40万円というべきかもしれませんが
手元に残るのは30万円ですよ。そのうち月1回は確定している会議後の懇親会5000円。なんだかんだで実施される宴にまた5000円。12月は営業所忘年会、送別会、仲がいい人が誘ってくる「クローズな忘年会」などなど、とにかく会社関係の人と飲みに行く回数の多いこと多いこと。
毎回参加していたら数万円は軽く消えていきます。最近は二次会に行くことは避けていますが、それでも手取りの10%は超えているでしょう。一生懸命働いて得たお金の10%が飲み会で消えるって、本当にどうなんでしょうね。
日本はまだまだ飲み会文化
うちの会社はアメリカ資本ですが、働いている人間はほぼ生粋の日本人です。今回の人事異動を見ていても、普段から上層部と飲みに行っている連中が希望のポストをゲットしたように思えます。実際本人に聞いたら、「前飲みに行ったときに確約貰ってたのよ」と言っている人もいます。
日本は総合職採用が基本なので、よほど能力に差が無ければ「A君でもBさんでもどちらでもいい」というポストばかりです。結局人事なんか人が決めることですから、お気に入りを自分の近くに配属したいのは当然です。
だから普段からよく飲みに行っている人の方がなぜか出世していくんですよね。いくら能力主義だと騒いでみても、やはり決めるのは人なんですよ。
私は今のポジションがQOL最高に高いので気に入っています。だから飛ばされないようにするために上に気に入られておく必要があります。しかし、シャカリキになって「出世させてください!」と2次会3次会までくっ付いていって自分をアピールする必要はありません。
もう十分収入あるからこれ以上責任高い仕事につきたくないんですよね
しかし、出世したい人や本社に転勤したいのであれば、やはり飲み会は大事です。それも深夜を回って静かになったころに自分のキャリアについて上層部に直談判できる環境が必要です。
そのようなタイミングはそんなにしょっちゅう回ってこないので、普段から深夜まで付き合うイメージを作っておき、ここぞというときに勝負をかける。ちなみに私も以前はそのタイプでした。今はもうバカバカしくなったのと年齢的に身体にガタが来ているのでやりませんが。
勤務時間外の飲み会で何が行われていても評価に関係ないはずなのですが、実際のところは非常に大きく評価に影響があるものです。私もポストがあるのであれば、身を削って、身銭を切ってとことん上層部と飲みに行っていたでしょう。
日本式サラリーマンの定番人生ですね
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