国内製薬企業最大手の武田薬品より配当金が振り込まれました。6月と12月に振り込まれるのですが、私は4000株近く保有しているのでそれなりの金額が振り込まれます。
今回の配当金振込額は税引き後279,695円でした。しつこいですが税引き後ですよ。
ちなみに私の月の収入は手取りで30万円程度(家賃、積立投資10万円を除く)です。つまり6月と12月は生活費として給与口座に振り込まれる金額とほぼ同等の額が配当金として振り込まれる。一年で14ヶ月分の月給がある感じです。
これってすごくないですか?投資金額が少ないうちは大した金額になりませんが、高配当株を1000~2000万円分保有しだすと、こんなことになってくる。これが本当の財産でしょう。
もちろんこのお金は投資余剰金としてプールしていきます
親から子、子から孫へ受け継がれる資産
ちなみにこの武田薬品の株の9割は父親から譲り受けたものです。1割は自身で買い増ししておりますが、見事に含み損です(笑)
余談ですが父は元気ですし税金処理もきっちり終わっています。
父は私が小さいころから私と兄に毎年少しずつ株をプレゼントしてくれており、大人になったら自由に使わせようと思っていたようです。結婚して子供が出来た我々が株を売り払い家でも買うのかと思っていたそうですが、結果的に私も兄も株式の力を知ることに繋がり、そのまま保有することを選択しています。
兄が今後どうするつもりなのかは知りませんが、私は子供が小学生に上がったぐらいからこの株を徐々に子供に分けていくつもりでいます。父も自身の孫に渡るのであれば、頑張って貯めてきた意味もあると思ってくれるでしょう。
私の父がしてくれたように、私も自分の子供が大きくなったら家でもなんでも好きにすればいいというつもりで渡そうかと。
さすがにキャバ嬢に貢ぐとかはやめてほしいけど(笑)
不平等と言われようが資本主義では資産を持っているやつが強い
日本は資本主義社会です。何度も書いていますがこの社会では資本を持っている人がとにかく強い。偉いんじゃなくて強いんです。
私は運よく父親ががむしゃらに働き、節約して一定部分を投資に回すという生活を送ってくれていたので、比較的優雅な老後生活を送っています。
そして私に武田薬品工業株という超優良な「財産」を残してくれようとしています。親から扱いが難しい土地やお墓を託されるのではなく、株を受け取れるとはなんとありがたいことか。私も同じことを子供にしてあげるつもりです。
「親のスネかじって何を言うか!」、「親からもらった資産で偉そうに!」と言うかもしれませんが、妬もうが何しようがこれが現実なのです。上を見たら生まれた瞬間からお金に困る可能性がほぼない赤ちゃんもいるわけです。
不平等さを嘆くよりは、自身が子供に対してどれだけの「財産」を残してあげられるか考えましょう。
会社が続く限り受け取り続ける果実
まとまった資産額の株を保有する強みは、武田薬品工業という会社が続く限りずっと我が家に企業の利益を還元してくれるということです。
この株は父から私、私から子へ流れていく予定ですが、トータルで考えたら我が家にどれだけの収入をもたらした、これからもたらすか、長期で見ればすごい金額になります。
「株を買っています」というと日本人はデイトレのイメージを抱く人が多いですが、私の父のように何十年もひたすら保有するということを前提に買うことで、素人でも十分に利益を享受できます。
どの企業を買うかはある程度選定する必要があるでしょうが、適度に分散して身近な大手企業を買って、子供に受け継ぐぐらいの気持ちで保有したら、よほどのことが無い限り資産は増えていきますよ。
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