記事の整理をしていてたまたま自分が過去に書いたものが目に留まりました。
2019年11月27日の記事ですね。まだコロナウィルスなんか見えもしなかった1年前です。S&P500が最高値を更新し、浮かれていた時ですね。
この一年はほんと色々ありましたね…
本当の急落に遭遇したときに同じことがいえるのか
11月27日の記事の抜粋です。随分と勝手なこと書いていますね(笑)
恐らくリーマンショックをまともに受けた方は、「暴落の経験もないくせに!」と感じたでしょう。ええ、本当に私もそう思います。
hachi君曰く、「リーマンショック級の暴落に当たれば交通事故みたいなもので諦めるしかない。何もせずただ耐えたらいずれ最高値を更新する」そうです。
どこの教祖様ですか。
いや、結果的に正しいことを言っているんですけどね(笑)
この数か月後、hachi君は自分の資産が1800万円溶けていく姿を眺めながら呆然としておりましたとさ。
理屈は簡単だが感情は別物
今でも「暴落したら何もせず耐えればいい」というのが間違っているとは思いません。私は次の暴落時も売らずに耐えるでしょう。今は現金比率を少しだけ高めているので、それなりに買い増しもすると思います。
「買って持ち続ける」ということはものすごくシンプルで、理屈は理解できても大きなお金が動くと余計な感情が出てくるんですよ。それは上がっても、下がっても同じです。
VOOだと今から急に2倍、3倍にはなりませんが、急成長株だと短期間で起こりえます。
「あの時買っていれば今頃10倍だ!」なんて言っても、2倍、5倍、7倍と急激に増えていき、途中何度か反動で下落しても10倍まで持ち続けられる人ってどれだけいるでしょうか。
売っちゃうよね?
コロナショックの下落時は何とか「売らない」ということを貫き通しましたが、それは信念をもって貫けたのか、怖くて動けなかっただけなのか、もはやよく分かりません。
いずれ上がると信じていましたが、それでも「とりあえず一旦…」という感覚は何度も芽生えました。
正直私はコロナショックでうまく立ち回れたとは思いませんが、最悪の事態は避けられたと思っています。3月23日に恐怖のあまり全部売ってしまうとかね…。
コロナショックを経験して、お金を動かすということの怖さを知り、理屈と感情は別物だと理解できました。
少し大人になった気がするよ
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