私のような普通の投資家にとって、「えいやっ!」と買うより、売るタイミングの方が難しいです。
特に含み損が出ていて”損切り”する場合。
私はだらだらと決断することが出来ず、アルトリアやJTなどのタバコ株で大火傷しています。傷が広がって結果的に300万円ぐらいの損切になったかな。
Twitterを見ていても、含み損の垂れ流しをよく見かけます。
いや、私もコロナショックの時に真っ赤に急落しているにもかかわらず決断できなかったので、すごくよくわかるんですよ。
〇%下落したら売るルールは有効か
「買値から10%下落したら強制的に売る」というルールを決められている方もいますね。守れていれば素晴らしいです。
私も一時やろうと思ったのですが、気持ちがギャンブル化してくるんですよ。10%ぐらい下がった時に、「いやむしろ今買い時じゃね?ここで本当に引き下がるの?」って。
もしかしたらここが底で、また上がってプラスになるのではないか…あかんやつです。
そうやって何年も保有して、最終的に300万円も赤字になってしまっています(笑)
さっさと決断していれば、傷は相当浅いばかりか、そのお金を鉄板のVOOに移し替えていればかなりのプラスになっていました。
無限ナンピンの怖いところですよ
マイナスからプラスに転じたら売れるのか
実は何年も保有して最後に真っ赤でぶん投げたアルトリアも、何度か水面下から浮上してプラスになった時があるんですよ。
ええ、あるんです。
そして「ナンピンして上昇して、ここからは配当金と含み益で無双状態だ!」とテンションが上がったのも束の間、一瞬で出ばなをくじかれて海の底に沈められています。
ちょうど今現在のアルトリアみたいな感じです。
何年間も散々マイナスで苦しんで、ちょこっとプラスになったぐらいでは売れないんですよ(笑)
あかんやつです。
今から投資を始める方、もしくは始めて間もない方、含み損の中毒には気を付けてください。金額が数万円なら問題ないですが、100万円単位になってくるとなかなか判断力を失わせてくれます。
冷静に、ルールに従って損切りできる方、本当にすごい。ビジネスでも同じように成功される思考の持ち主なんだと感じます。
私はだらだらと持ち続けて、最後の最後にもういいやと売って、その後上がってきているという典型的な”あかんやつ”です。
どうしても欲が邪魔するんでしょうね
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