私は30代後半の労働者ですが、働き始めてずっと勤めている企業から給料を貰うだけで、そのほかの収入源はありません。
ブログからいくばくかの収益はありますが、知れています。
管理職に上がり、収入も上がったが業務量がとんでもない
3年ほど前に転職して今の会社で勤務しており、昨年の中ごろから昇格して所長として働いています。
とにかくこの1年は働きづめでした。土日もオフィスに”自主的に”出社することが多く、少なくとも片方、もしくは両日仕事をしていることも頻繁にありました。
手を抜けないからこうなるんでしょうけど
管理職に上がると残業手当や休日出勤手当も無くなるので、事実上”働かせ放題”です。管理職であれば部下の労務状況を管理する立場で、私たち管理職の労働量のケアは完全に無きものにされています。
「管理職なんだから捌けないお前たちが悪い」と言わんばかりに、当然のように土日にもメールが来ます。私より上の人々が土日も働いているからそうなるのですが(笑)
もちろん、昇格しているので収入も上がっているはずです。まだ今年の年収は確定していませんが、恐らく額面で1200万円を超えるのではないかと思います。平社員の頃に比べたら200万円程上がっていますね。
業務量≠収入
分けも分からず1年間何とか乗り越えてきました。年収は上がりましたが、それを実感する間もなく過ぎていった1年だったと思います。
ただここ最近、少しおかしなことが起きています。
プロジェクトが落ち着いたということもあるのですが、急激に業務量が減っているのです。コロナで仕事が減っているということもあるのでしょうが、上司や本社も静かなものです。
ちょっと一過性のものとは思えないのですよね。おかげさまで今まで出来ていなかった勉強などをしておりますが、明らかに会社の風向きの変化を感じています。
おい、うちの会社大丈夫か?
収入が上がれば業務量も増えると自分に言い聞かせて1年間働いてきましたが、業務量が激減した今、同じ給料を貰えていることに疑問を感じます。
労働者として改めて感じさせられることは、所詮我々は勤めている企業、そして属しているポジションによって給料を貰っているだけで、業務量が増えようが減ろうが、給料はさほど変わらないということ。
管理職であれば”働かせ放題”だし、会社の都合で業務量をいくらでも増減できるということですよね。減った今はありがたいのですが、とてつもなく仕事を増やされても同じ給料です。
そして「収益が悪くなったからごめん!」と言われて、給料を減らされた上に業務量を増やされる可能性もあります。
定年間近の先輩所長が、のらりくらりとずーっと同じポジションにとどまっているのですが、午前中しか働かないと言っていました。あとは全部部下に任すと。
「上層部は全部俺が昔面倒を見た後輩だから大丈夫」だそうです。特権階級ですね。
もちろん、彼にも役職に応じた給料が支払われます。
どれだけ働いても働かなくても、勤めている企業とその中でのポジションのレンジで上がった下がったと言っているだけで、業務量とは比例しませんね。
ここ最近になって減った業務量を見ると、自身が費やしてきたあのとてつもない労働時間はどこに消えたんだろうと思います。働いても働かなくても給料同じかよ。
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