転勤を拒んで配置換えになった同僚の話し

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隣の営業所ではありますが同年代で仲のいい同僚(♂独身)から電話があり、来月から配置換えになったとのことでした。特に冷遇ポストというわけでもなく、仕事内容も若干変わるけど大差ないものなので、単なる横滑り人事だし「別にいいじゃん」と答えました。

しかし聞いてみたら、関東への転勤を命じられていたらしく、本来であれば受けなくてはいけないものの彼は「引っ越してまで会社に残りたいとは思わないので、転勤が正式に決まれば退社します」と伝えたそうです。その結果が配置換えだと。

労働者の条件をのんでまで残したいか否か

彼は本当に会社に未練がなく、いつでもやめていいと思っているみたいなので、今回も本気で退社覚悟で拒否したらしいです。しかし彼の後任人事は既に決まっており、彼が今のポストに居座ることはできないので、急遽部署替えで対処することになったようです。

うちの会社もやればできるもんです。ただし、彼はここ数年上司や支店長からの信頼も厚く、明らかに会社から評価されている人間でした。だから会社も彼が退社してしまうリスクを考え、譲歩したのでしょう。

hachi
hachi

よくやった!私なら転勤を受け入れてしまうでしょう(笑)

これで数年はまた関西に留まることが出来そうです。やはり労働者として働く以上、雇用者から望んでいない要求が突き付けられることがあります。それを飲み込むか戦うか、それは能力次第ですよね。彼のように評価が高ければ、拒否することもできる(一歩間違えれば退職でしたが、それも覚悟していたのでいいでしょう)。

転勤は本当に必要なのか

私も入社してから転勤が前提の会社で働いているし、父親も同様だったのでサラリーマンは転勤するものだと思っていましたが、これは本当に会社にとって効率がいいことなのでしょうか。

 

hachi
hachi

昔の誰かが何かエビデンスを出して、労働者は定期的に転勤させる方が効率がいいというのがあったんでしょうね。それが定着したと…。

確かに同じ環境にいたら慣れ(ダレ)が生じてくるのもあるとは思います。しかし転勤が前提になっており数年経てば何が何でも転勤させなければならない!というものでもないでしょう。

昔は転勤上等!稚内でも沖縄でもどこでも行きます!と伝えていましたし、実際今も独身であればむしろ住んだことのない土地に飛ばしてください!とこちらからお願いしていると思います。

しかし妻子が出来て子供が来年から幼稚園に通うことが決まった今、ちょっと人生プランとして転勤というものの見方が変わってきています。

住むところが変わり、付き合う人が変わる。単身赴任を選択したら妻子とは別のラインで人生を歩むことになる。いずれにせよ人生に大きな衝撃が起こることに変わりはありません。

ただ労働者として働いて賃金を得るために、ここまで人生を左右されなければならないものなのか?と。確かに転勤前提だからこそ比較的高い年収を貰っている事実もありますが、人生の多くを会社に奪われている気がします。

今回の彼のように、意外と腹くくって会社と戦ってみれば何とかなるのかもしれませんね。そのためには日ごろから会社の信頼を得るために社畜のように働く必要がありますが…ってそれもね( ;∀;)

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