30代で年収1300万を稼ぎ出す義理姉の話

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私は30代後半の次男坊で、もうすぐ40歳になろうかという兄(長男)には35歳の妻がいます。私より年下ですが義理姉ですね。

見た目もきれいで性格もさっぱりしており(時折めっちゃ怖い)、そんなに仕事仕事という雰囲気は出ていないのですが、税理士をしておりそれなりの会社で女性初の管理職として働いています。

年収は35歳にも関わらず1300万円を稼ぎ出しているそうです。すごいとしか言いようがない。税理士ってそんな給料いいもんなの?( ;∀;)

管理職に昇格し、残業代が支払われず悪化する労働環境

義理姉は2年ほど前に30代前半で部下を持つ立場になり、それまで同僚、先輩だった男性陣が部下になったため若干のやりづらさはあるそうですが、立場が人を変えるのかうまくやっているそうです。

ただ義理姉の勤めている会社はとにかく労働環境が酷い。終電で帰れないことも多々あり、みんな帰りは深夜1時~2時にタクシーで帰宅するそうです。そして次の日の朝は9時で出社とな。そして月2回は土日のうちどちらかは出勤しているそうです。

もちろん会社がタクシー代経費を払っていますし、平社員のときは分単位で残業代が出ていたので「ブラック企業」というわけではありません。

hachi
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労働時間は殺人級にブラックだけど、平社員でも1000万円超えるし残業代は分刻み、タクシー代も無制限で経費で落ちる。ブラック or ホワイトって基準が難しいですね。

 

しかし、管理職に上がったら基本給が200万以上上がり、1300万円ぐらいが年俸として入るようになったようですが、残業代が一切でなくなったそうです。

これまで深夜まで働いていても、気持ちのどこかで分刻みで残業代が出ているということが身体と心の支えになっていたようですが、固定給になってしまうと急にモチベーションが下がったようです。成績等で収入に変化はないようなので、良くも悪くも1300万円はきっちり額面通り貰えるそうです。

何はともあれその金額はすごいと思うけどね…。

労働者としての喜びは働いた時間=賃金の方が感じやすい

トータルで見たら義理姉の年収は平社員の頃に比べたら上がってはいるようです。しかし、初めから固定されている年収で毎晩タクシー帰りになると、貰っている金額のありがたみが減るんだそうな。

私の実感と比べるには彼女との年収差があるのでおこがましいですが、私も残業の時に残業代がついている場合と、そうでない場合ではモチベーションに大きな差が出ます。

しんどくても、この1時間で2000円ぐらい貰えているのかなーと感じれば、何となく報われた気がします。それをはじめから「固定給を高くしてそれに含まれているから、いくら残業しても変わりませんよ」と言われてしまうと、ちょっと萎えますね。

そういう意味では、アルバイトってトータルでもらう金額は少ないですが、働いた分だけ賃金が貰えているという実感がものすごくある働き方ですよね。

労働時間、収入、やりがいのバランス

正直今の私の労働環境は最高だと思います。いつまでこのありがたい環境が続くかは分かりませんが、労働者として働き始めて2019年が一番幸せですね。

話を義理姉に戻しますと、正直もう出世なんかもしたくなく、プロフェッショナルとして税理士の仕事に打ち込み、年収は今より大きくダウンしてもせめて夜10時頃には帰れるようにしたいと嘆いています。

いくら1300万円稼いでも、平日なんか家族どころか仕事以外の人の顔を見ることも無いようで、結構疲れてしまっているようです。仕事自体のやりがいはあるようなので、まだそれが救いですね。

確かに会社としては相応の賃金を与えているから問題ないだろうと思っているのかもしれませんが、いくら何でも週に何日も深夜2時帰宅を続けさせる会社というのも問題ですね。

長時間労働がベースになっている企業というのは、今後是正されて行かなくてはいけないでしょう。人間としての営みが完全に失われてしまいますよ。

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