労働者は働いて節約して投資する

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才能があって自分で富を生み出す力がある一部の人を除いて、多くの凡人は(私も含めて)労働者として誰かに雇われることで収入を得て生活をします。大多数の人間がそうなので、人生はそんなもんで問題は無いでしょう。

大切なことは一生労働者として生きていくか、どこかで解放されるよう努力するかです。幸い日本は遥か昔に身分固定制を脱皮したので、労働者として生きていても条件さえ整えば働かずとも問題ありません。

しかも労働者として働きながら、資本家として労働者から吸い上げる半々の身分にだってなれるのです。ようは労働者として生きていても、意識を高めていけば生活はどんどん楽になっていきます。

「懸命に働き貯蓄する」は昔の話

私が働き始めたころ、親から「一生懸命働いて貯まったお金は定期預金にしなさい」とよく言われました。利率が低いけどそれでも定期にするべきなのかなーと思ったことはありましたが、今思えば本当にあんなものに10年間もお金を寝かさなくてよかった。死に金もいいところです。

彼らがなぜ「貯まったお金は定期預金にしなさい」というのか、それは彼らが現役世代は普通預金で3%、定期預金で6%など、ノーリスクで高利率がついていたからです。

hachi
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そりゃ一生懸命働いて「貯蓄」したらみんなお金持ちになれますわね

今ご高齢の方々は戦後の荒廃から日本を立て直し、有数の先進国へ導いた人々なので、ずるいとかそんなことは微塵も思いません。感謝して豊かで穏やかな老後を過ごしてくださいと思うばかりです。

しかし、「私たちがそうだったからあなたたちも貯金しなさい」と言われるのはちょっと違います。今と昔ではあまりにも状況が違います。

彼らは必死に働き余ったお金を銀行に預けておけば、銀行が投資をして大きく増やし、預金者に十分に還元で来ていた時代を生きていました。つまり彼らも間接的には資産の大部分を投資していたのです

hachi
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投資は怖いものだ!貯金が一番!と高齢者が言っても、実際に彼らの資産を大きく増やしたのは預金を元手にした投資です

 

貯蓄から投資へ

今や普通預金口座の利率は0.001%です。実質0でしょう。銀行の中には金にならない預金者からは口座管理料を取る動きすら出ています。預けているだけでは死に金でみんな困るのです。

低金利が当たり前の我々の世代が麻痺しているだけで、本来金融資産には利子が付くのが普通なんです。年利3~5%なんか全然怪しい話ではない。

しかし、多くの日本人はまだまだ投資にアレルギーがあり、「そんな美味しい話しを人に勧めるわけがない。詐欺でしょう」と考えています。

確かに、「あなたにだけこの商品を教えますよ」と迫り金融商品を売ってくる奴は90%詐欺ですが、S&P500ETFのように全世界に公開されている優良投資先もあるわけで、「知らないのはあなただけ」なんです。

働いて節約して投資する

収入の多寡、家族構成、物欲、人それぞれ条件は違いますが、労働者として一定の給料を貰っているのであれば、その収入の範疇で生活しなければなりません。何を言っても無いものはないんです。

得た収入以下の支出で生活し、余ったお金は有料投資先(S&P500等)に投資する。可能であるなら一生懸命働き収入を上げ、上がった分も投資する。収入が上がったからと喜んで支出を増やす人は、一生労働者から解放されません。

生き方は人それぞれなので、今が楽しいから貰ったお金は給料日にパーッと使い、来月の給料まで節約する繰り返しがいいのであればそうしたらいいです。そういう人もいないと消費は増えませんから。

しかし、自身で富を作り出す才能が無い凡人であるにもかかわらず、資本家になりたい、お金持ちになりたいと考えるのであれば、何かを犠牲にする必要があります。

 

hachi
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そうやって懸命に働き投資した人が、人生の後半で報われるはずです

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