離婚したくても経済的理由で出来ない友人の話

雑記
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私の大学からの友人で大学卒業後に結婚した二人がいます。もともとは女性の方が私と同じ学部で、夫は隣の学部でしたが二人が学生時代からずっと付き合っていたため、当初から仲良くさせていただいております。

結婚式も新郎新婦共通の友人代表でスピーチさせてもらったし、気が付けば大学時代から唯一付き合いが続いている二人ですね。

そんな彼らですが、私達夫婦に一年遅れて長男が誕生したので、私の子供3歳、彼らの子供2歳で今では家族ぐるみで仲良くしています。

hachi
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先日には秋の終わりに全員でバーベキューもしていました。

怠惰な旦那と細かい嫁

さてこの夫婦ですが、私は大学時代以来13年以上のお付き合いで、男性の性格は一言でいうと「怠惰、ノリがいい」、女性は「真面目、細かい」。体格は男性は野球部上がりで身長180オーバー、女性は150センチぐらいですべてが小さい。

まぁなんとも凸凹な組み合わせ夫婦でよくこの二人が結婚したなと思うぐらいです。それでもお互いが惹かれあうのであろうから、私は共通の友人として自身の妻子も交えてお付き合いをしております。

しかしこの夫婦、学生時代から喧嘩がとにかく絶えない。

 

hachi
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私は結婚前に破談するものだと思っていましたが、結婚して子供まで出来てしまったのだからもう後戻りはできないでしょう。

原因は「性格の不一致」としか言いようがない。旦那の方は仕事は頑張るのだけども家ではとにかくゴミのように動かない。私も学生時代からの彼の性格を知っているので、見た目通り飲み会では底抜けに明るいけど、スイッチがオフになったらどこでも寝るような奴です。でも憎めないから周りからは好かれています。

一方彼女の方は、朝起きたらその瞬間パジャマを着替え、身なりを整えてからでないと部屋から出るなと言われて育った女性です。めちゃくちゃ余談ですが先日雑記で書いた鍋の食べ方で「社会主義」のようなルールを敷かれていた家の方です(笑)

鍋の食べ方は継ぎ足し派?それとも復活派?
12月に入りめっきり寒くなり、鍋の美味しい季節が来ましたね。ちなみに我が家では週末の晩御飯は鍋orホットプレートの焼き物の二択です。 理由は楽だし野菜もしっかりとれるので、偏りがちな私の食生活に一番いいとのことで妻が提案して定着しました。か...
hachi
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もうね、何でこの二人結婚したの

休日はひたすら寝続ける旦那、横で規則正しくする嫁

一昨日彼女より「休日の旦那の姿」として昼過ぎにもかかわらずパジャマ姿でソファーで寝ている写真が送られてきました。布団から出ると同時に着替えろと躾けられた彼女からしたら耐えられない光景でしょうね(笑)

いくら起こしても起きないので諦めて子供の着替えやご飯など、バタバタと横で作業をしていても全く起きず。確信犯なのか天然なのか、熟睡されているようです。これが毎週末の光景なんだと。

そしてとうとう、「もう限界…離婚したい」と5000字ぐらいの超長文で愚痴のラインが飛んできました。

私は他人の家族関係にアドバイスできるようなことは何一つないので、「そう思うのなら仕方がない。子供が苦労しないようお金の問題だけはしっかりしてあげたら」と、実務的なことだけ伝えておきました。

感情が優先して「この人と一生過ごすのはもう無理!」と叫ぶのはいいですが、現実問題ある程度の収入を得ている旦那から離れて、子供を育てていける経済力があるのかと。

 

hachi
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厳しいですが答えはNOです

経済力が無ければ選択肢は狭まる

正直私は夫婦どちらとも仲がいいので、彼女がそれだけ悩んでいても旦那の方を「絶対に悪だ!」と責めるつもりはありません。だって彼の場合は、「学生時代からそんな奴」なんですよ。

彼の性格がいいか悪いかではなく、「結婚して態度が変わった、暴力を振るうようになった、浮気が酷い」というわけではなく、「僕怠惰ですけど何か?休みは夕方まで寝てますよ」ということを全面に押し出して、それでもノリがいいから周りに気に入られてきた人です。何ら変わっていない(成長していないともいえるが)

今更その「怠惰な生活が無理!」と嘆いて離婚を訴えられても、「そりゃあんた、織り込み済みだろうよ…」としか言いようがない。

ただ人間どう生きるかは自由なので、それでも離婚を決断されるのであれば尊重します。しかし、その場合女性に決定的に経済力が無いことが重くのしかかるでしょう。

大学卒業後、実家から通える街の工場で自身の好きなジャンルだからと最低賃金以下で働いていたため、あまりまともな蓄えは無く、結婚後は仕事を辞めたので収入は旦那の給料が全てです。

もちろん夫婦なので築いた財産は半分でいいでしょうが、今後どうやって生活していくのか。もし彼女に相当な蓄え、それこそ不労所得が年間200万円でもあれば、「もう無理!」と思った瞬間にでも別れられます(それが子供にとっていいかどうかは別として)

世の中お金だけではないが、お金があれば解決できることも多い

性格の不一致はお金では解決できません。しかし、お金があれば「性格が合わない相手とこの先も一生いなくてもいい」という選択肢を得ることが出来ます。

20年30年と全く別世界で生きてきた男女が、ある日から「突然夫婦だ!一緒に住め!」と互いの生活を干渉しあうわけです。

そこに子供が出来た日には、子育てに関する認識や経済的問題が新たに加わり、ただでさえ自分の生活に他人が入って違和感があるのに、「もう限界!」となってもおかしくありません。

配偶者となるべき人は慎重に選ぶか、「過度に期待しない」ことが必要なのかもしれません。少なくとも私は「過度に期待しない」ことを意識して生活しています。多分向こうもそうなんだろうよ…多分ね。

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