もはや私の中で完全に忘れていたGEから配当金を頂きました。
$0.75
GEの社員の方々、ありがとう。皆さんがたくさん働いてくれたおかげで私に…$0.75も入ってきました。税金引かれているのでもともとは$1ですね。感謝です。
底が抜けたように落ちていく株価
日本株を中心に投資していましたが、米国株の優秀さに気づきどんどん資産をP&Gとかコカ・コーラに移し替えて行っていたときです。当時ダウ老舗銘柄のGEが下がりに下がり続けており、ブログ界隈でも話題になっていました。
「こんな優良銘柄がバーゲンセールだ!」なんて言葉に乗せられて、ついつい余っていたお金で20万円ちょっと投資しました。
さすがにもう底打ちしただろうと、チャートを読む技術も大して無いくせに感覚で買うというダメな典型です
当時はまだ$28/株ほど値を維持していましたが、その後も下げ止まることは全くなく、「ダウから排除」、配当金もほぼゼロ(だから$0.75しか入らん)など、投資家にとって最悪なニュースばかり続きます。
株価はとうとう$7/株をつけ、みんなもはや諦めムード。考えたらこういう「総悲観」のときが底なんでしょうね。実際その後株価は反発し、今は$12程度をさまよっています。$7で買えた人は素晴らしい。
銘柄選択を間違えると地獄を見る
個別銘柄の怖いところです。「ダウ採用の老舗銘柄」、「いずれ不死鳥のように復活する」、「配当金さえ出ていれば…」など、色々とささやかれておりましたが、ダウから外れるしもう数年間低迷して上昇する気配も無いし、配当金もいまだ出す気はなさそうです。
私はたった20万円の投資で、その後ナンピンしなかったから良かったですが、おそらく一度足を踏み入れてしまい過去に投資した金額が「もったいないから」という理由で次々とナンピンした人もいたでしょう。
個別銘柄の底が抜けるともはや地獄です…
知識が無い凡人投資家、気が弱い投資家はインデックス投資
私はすでにPGやKO、MOに大きく投資して利益確定すると税金が多く取られてしまうので、持っている個別銘柄はそのままにしておきますが、知識が無い凡人投資家はインデックス投資(VOO)がいいです。
凡人投資家は株価が好調な時は猛者たちと一緒に利益を享受できますが、保有銘柄が下がり続けたとき、本当にこの銘柄が大丈夫かどうかの判断がつかない。そして焦って手放した直後に株価が上昇、もしくはナンピン買いしてさらに傷口を広げることになる。
手放した後に株価が上昇するのはまだ「悔しい」ですみますが、無限ナンピンでつぎ込んで含み損が増えていくのは精神衛生上よくない。
S&P500ETFなら個別銘柄のように「クソ化」することはまずありえません。米国市場全体のクソ化を心配するなら自国の心配をした方がいい。
知識がある投資家は集中投資で短期間で儲けを出せばいいですが、凡人投資家は欲張らず、市場平均(それでも十分な利回り)を享受し、労働しながら少しだけゆっくりお金持ちを目指しましょう。
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