昨日は会議後に珍しくだらだらと喋ってしまい、帰宅が遅くなってしまいました。お相手は隣の営業所の所長さん。仕事ではほぼ関わりは無いのですがどういうわけか仲良くしてくれており、時折ご飯も一緒にいっています。
所長会議で人事部長からの通達
うちの会社はおかげさまで好調で、業績も伸びているし人も増えています。叩き上げで上り詰めた人が上層部を占めているので、働き方改革は全く進んでおりませんが全体的に見たら非常にいい会社です。
ところで業績が上がるにつれて仕事が増え、出張も増え、休日出勤も伴うことも多くなってきました。おかげさまで休日出勤手当が多く貰えて年収が上がったのはありがたいのですが、やはり小銭より家族との時間が大切ですね。
そして休日出勤手当が会社として多くなってきていることに人事部が焦っているようで、先日の所長会議でとうとう人事部長が御法度の発言をしたようです。
「出張が最近多くあるようですが、ぜひ休日出勤をせずプライベート扱いで出張してください」
ちょ、待て。よー分からんぞ(笑)出張をプライベートで実施するってどうやるんだ?手当どころか旅費も出ないのか?
場内ざわつきしかなかったようです。そりゃそうだ(笑)
移動は仕事か否か
うちの会社は今でも出張のための移動を仕事としてみなしておらず、例えば月曜日の朝一で遠方の仕事があるため、当日移動ができなくやむを得ない事情で前日箔をしても、宿泊代は落とせますが何も手当ては出ません。
一度人事に「前泊移動が勤務ではないとするなら、万が一怪我をしたら労災とかどうなるんですか」と問い合わせたところ「どうぞ身体に気を付けて怪我しないでください」と返事が来たそうです。
急発展した会社だから未熟なところも多いんだよ
働き方改革とかダイバーシティとかいいから最低限のルールは守ろう
今や人事部は「ダイバーシティの時代」として、本社に宗教上必要な方への祈り室を設けようとしています。それはそれで素晴らしいのですが、ダイバーシティ云々の前に最低限のルールは守ろう。
「出張をプライベート扱いにしろ」なんて、たたき上げの営業部長が人事からの圧力に負けていうならまだしも、人事部長がメールでの通達を避け、証拠が残らない口頭で伝えるなんて卑怯すぎる。
幸い営業所長の方がまともな人が多く、誰一人そんなことさせるつもりは無い(と思う)ため、私達平社員には今のところ何も影響は出ておりません。
それにしてもよ、何度も書くけど出張をプライベート扱いってどうやってやるんだよ。
日本はまだまだ労働者の立場は弱いですね。
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