大学生の内定率85%で過去最高

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2020年春に卒業する大学生の内定率が7月1日時点で既に85%を突破したようです。そして7割の学生が既に就職活動を終了したそうです。素晴らしいではないですか。

就職情報大手リクルートキャリア(東京)が5日発表した2020年春に卒業する大学生の就職内定率は、7月1日時点で前年比3.3ポイント上昇の85.1%と、過去最高を更新した。就職活動実施率は7.1ポイント低下の28.5%で、7割の学生が既に就活を終えた形となった。特に理系では既に90.3%が内定を獲得した。就活実施率は19.6%と、2割を切った。文系の内定率は83.0%、就活実施率は32.2%となった。 

※時事通信より引用

私が就職活動をしていたときはリーマンショック直後で、多くの企業が緊急事態として採用を激減、もしくは見送りしていたときでした。10年でがらりと変わるのですね。別に不景気だろうが好景気だろうが、本当に優秀な学生は就職活動に苦労しないでしょうが、半分以上は”普通の大学生”です。少々話を盛ったところで大したエピソードも持ち合わせていない。

そんな普通の大学生にはいい時代ですね。この時点で85%ですよ。残りの15%も、高望みしなければ春までには仕事は見つかるでしょう。就職活動などというくだらないゲームはさっさと終わらせて、来年の春から晴れて賃金労働者の仲間入りです。

新入社員が踏み入れるラットレースの始まり

「御社が第一希望です…」、「私を物に例えるとすれば…」、「学生時代に一番頑張ったことは…」、「アルバイトで感謝された経験をお伝えしますと…」など、終わった後に振り替えると赤面物の面接ゲームを突破したら、晴れてラットレースへの参加が認められます。おめでとうございます!

ちなみに、否定しているわけではありませんよ。私自身も当然ラットレースに参加するための登竜門をくぐってきたわけですから(笑)

元登校拒否の筆者が年収1000万に到達するまで
自己紹介記事でも書いておりますが、私は諸事情で小学校高学年から学校に通っておらず、そのまま高校入学試験すら受けずに18歳まで過ごしておりました。何かのスイッチが入ったのか18歳直前に大検(現高校卒業程度認定試験)を目指して勉強をし始めま...

私の場合は若干遅れてのスタートでしたが、一般的には22歳~24歳ぐらいでレースにエントリーされます。体力、気力、柔軟性、従順さを兼ね揃えた、素晴らしいラットたちです。入社式では偉い方々から、”やりがい”や”成長”などという霞のようなものをドヤ顔で与えられます。

不思議なもので、エントリーしたばかりのラットにはその”霞”が美味しく感じるんですよ。しかし、2~3年程経つと少しずつ異変に気付き始めるラットが出てきます。「あれ?この2~3年ずっと霞を貰ってきたけど、全然腹も膨れないし手元に残っていない。なのにどうしてこんなに毎日感謝と従属を求められるんだ!ちゃんと身になる餌をくれ!」と。

頭のいいラットは、その時点で活動を始め、運がよければちゃんとした餌をくれる飼い主の下へ移ります。時には違う飼い主を求めた結果、虐待に近いレベルの飼い主の下へ行ってしまうラットもいますが、最近はそこまで酷い環境は減ってきたようです。

オーナーと賃金労働者の原則

私たち賃金労働者は、企業が労働者に割り振った仕事を完遂させることで見返りとして報酬を得ています。労働者の権利などいろいろ言われますが、原則は企業が労働者に仕事を依頼し、労働者がやり遂げた成果から人件費(労働者への対価)などの経費を引いて、オーナーの利益として還元されます。

この単純な原則を忘れてはいけません。もしあなたが一人で努力してラーメン屋を開いて、繁盛したから一人労働者を雇ったとします。そのことによりさらに多くの客数をさばけるようになり、結果的にお店の利益が2倍に膨らんだとします。その労働者が、「あのさ、俺が働いたことによって売り上げが2倍になったんだから、その分俺によこせよ」と言ったらどうでしょう。殴るでしょう(笑)

金一封ぐらいは気持ちで上げるかもしれませんが、なぜに経営者の自分の利益を、同じ感覚で得ようとしているのか理解できないはずです。企業に勤めるということは、オーナーの指示の下で仕事をし、定められた範囲の賃金を得るということです。営業で1億円売ったからと言って、あなたに与えられる賃金は限られています。

1億円の売り上げを2億円にして、営業成績トップにしたからといって、収入は会社が定める範囲でしか増えません。それが賃金労働者です。

やりがい、成長などに惑わされず、資産を蓄えよう

どうせ仕事をするのですから、やりがいや自分自身のスキルが上がることは大切です私もなんだかんだで仕事から得たものは本当に多い。ただ、漠然とした霞のようなやりがい、成長などに惑わされてはいけません。

我々はいつ解雇されても文句の言えない賃金労働者です。やりがいなんか貰っていても、会社を解雇されたら手元に残っているものは何もありません。それより、得た賃金を土台のしっかりした金融資産に変え、とにかく自身の生活を守りましょう。

入社した時からラットレースは始まります。その時から何も考えずに走り回るか、将来的な資産形成も見据えて資産を蓄えるかで、10年もすれば大きく変わってきます。

何を買えばいいかわからない!っていう人は、S&P500ETFでいいです。もうね、余計なこと考えずにこれだけでいいって。

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