近所にある図書館がそれなりに大きくて充実しています。
休みの日によく妻と子供(3歳)と行くのですが、子供は絵本か昆虫図鑑、妻はファッション&インテリア、私はお金関係と見事に興味の対象がばらばらで、歩み寄れる気配はありません。
以前住んでいた街より図書館が大きい分、お金関係の書籍も多くてありがたいです。
マイナーなジャンルだから小さい図書館だとほとんど無いですよね
アンフェア・アドバンテージを読み、労働者の税金を再認識する
ロバート・キヨサキさんの本は大体読んでいると思っていたのですが、これが抜けていました。そんなに難しいことが書いてあるわけでは無いし、正直氏のその他の本と大きく変わるわけではありません。
ただ氏の本を読むのが久しぶりだったので、改めて労働者は税金で圧倒的に不利だと再認識しました。
どこかのセミリタイアの方がおっしゃっていたように、図書館にあれば借りて読むのが調度いいレベルの書籍です。バイブルのように置いておくほどじゃない。
この本を読んで思うことは、労働者の肩書を捨てて経済的自由を勝ち取るには、相当な努力と勉強をしなくてはいけないと言うこと。決して楽にそれが得られるわけではないと言うこと。
ただし、それが出来なければずっと税金が追いかけてくるだろう。
私はとてもじゃないけど今の労働者としての立場を捨てて、自身の力で経済的自由を勝ち取る気力がありません。
そして自ら感じています。収入が上がっても、しっかり税金も上がって手取りはそんなに変わらないと言うことを。
児童手当も子供の医療費支援も、年収を理由に全部カットされましたよ(;^ω^)
値上がり益を求めずキャッシュフロー(配当金)を意識
基本的にロバート・キヨサキさんは不動産ですよね。もちろん書籍の中でも株式や金なども投資対象として挙げられていますが、氏は不動産を念頭に置いて執筆しています。
とにかくキャッシュフローが大事だと。株式の場合は値上がり益を求めたらギャンブルになるので、配当金が重要のようなことも書かれていました。
配当金・・・ね。
私もこれを意識して当初配当金を重視した投資を行っていたし、貰った配当金は今でも累計でエクセル管理しています。
しかし当然ながら、氏は配当金のために株式投資をして、含み損をたくさん抱えてまで配当金をもらうことは前提としていないでしょう。
不動産投資のやり方を見ていても、やはり世間がパニックになって安売りしているところで参入しています。
結局のところ配当金重視の投資であっても、安く売られているときに買って値上がり益、もしくはトントンぐらいで保有することで金の卵になるわけです。
含み損マイナス30%みたいな銘柄を保有して、配当金嬉しい♪みたいなことは念頭に置いてないでしょう(笑)
借金をせず経済的自由を勝ち取るには種銭が足りない
一般的な労働者が配当金重視の投資に傾注し、配当金のみで経済的自由を達成させようとしたら種銭が足りなさすぎます。
氏は思いっきり借金しまくってどんどん不動産を購入して早期に経済的自由を勝ち取っています。
普通の労働者がチマチマと高配当株に投資して、キャッシュフロー云々言ったところで到達できるはずがない。
配当金だけでそれなりの生活を補おうとしたら、1.5億円ぐらいは必要でしょう。
私も配当金生活を夢見ていましたが、この小学生レベルの単純な計算が出来ていませんでした。いや、さすがに分かってはいたけど真剣に考えていなかったんだな。
とにかく「配当金がもらえたら嬉しい」と言う気持ちだけで進んでいました。
不動産投資をする方は多くの場合借金をするので、リスクはありますがその分早く進めます。そりゃ今の資産+数千万円が手元に来るわけですからね。リッチになるに決まってる。
うーん、やっぱり自分の手元にあるお金だけで運用していると、限界があるんだな。収入からはどんどん税金が引かれるし。
最近50万円ぐらいが小銭に見えてきました。しかし自身の労働で得られる手取りは月々50万円ぐらいのものです。この感覚は…どうしたらいいのだろうか。
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