確定申告の準備をしています。毎年やっているのですが毎年やり方を忘れて面倒なことになっています。早い人は一瞬で終わるのかなー。
労働者の収入は劇的に増えない
私も以前は「節約して投資こそ正義」と書いていたし、本当にそう思っていました。それを実行してきたからそれなりに資産が築けたと思っています。
そして資産が少ないうちは節約よりなにより「収入を上げろ!」と。
でも現実問題、労働者ってそんなに収入上がりませんよね。今部下の昨年の評価に基づき昇給率を伝えていっているのですが、2%前後の昇給率です。
ボーナス抜きの基本給が800万円ぐらいある勝ち組の年代の方はそれでも16万円昇給しますが、入社間もない400万円台の人は8万円です。
これさー、率じゃなく額で計算してあげてよ。年代格差埋まらんよ。
うちの会社は比較的恵まれている方だと思うのですが、それでこの程度です。真剣に考えると、結構絶望的ですよね。
平日は朝早くから夜遅くまで働き、土日もなんだかんだで仕事のことを考え、10年という人生で大切な時間を会社に捧げても、100万円~150万円年収が上がればいい方という。
それでも上がった方だと言われたら、もうどうしていいかわからんよ。
手取りはもっと増えない
そして長い年月をかけて上げた年収も、あっさりと「痛みに耐えてください」と増税、もしくは手当をカットされておしまいです。
私は1200万円にはまだ届きませんが、今年のボーナス如何では射程に収まってきます。児童手当無くなるの?まあそもそも今の自治体だと年収制限に引っかかって大幅減額されているけど。
別にいいけど、ほんと手元に残るお金ってそんなに変わらんよ。
額面上は100万円年収上がっても、そのうちの何割かは税金で持っていかれるので、手取りで考えると月数万円です。
金銭感覚がおかしくなっているのかもしれないけど、ものすごい年月をかけても数万円しか手取りは増えないんだよね。
労働者ってやってられんと思うけど、「じゃあ自分で稼げば?」と言われても特にできることは無い。
これね、今後の日本ってゾンビみたいな労働者がわんさか出てくると思うな。
今からの若い世代は、オッサンらの上がりきった年収を支えるために、昇給額も少なく設定されて「やりがい」みたいな霞を与えられてこき使われる。二言目には「俺たちも昔は使いっ走りだった」と開き直られる。
部下を持つようになって世代間格差をさらに感じるようになってきた。
マジで今後収入なんかそんな簡単に上がらんよ。どうしたらいいんだろうね。
コメント
こんにちは
これは本当にその通りですね。その通り過ぎて笑ってしまうレベルです^_^ まだ若い世代の人口が多いとなんとかなるかもしれませんが、もう今更どうしょうもないですね!単純に国全体が貧しくならざるえないと思います。
ヒロヒロ様
コメントいただきありがとうございます。
真剣に考えれば考えるほど、先は明るくないですよね。毎年のように「痛み」が増えていきます。