英語学習は長期戦です。ざっくりいうと、Reading, Writing, Listening, Speakingの4つのスキルを満遍なく上げていく必要があります。
英会話も大事ですけど、会話だけではだめですよ。
能動的なスキルが求められるライティングとスピーキングは気力が必要なので、疲れたときは気楽にできるリーディングにチャレンジしましょう。
私がオススメするのはペーパーバックの小説です。海外で売られているものですが、今ではアマゾンでどんなものでもすぐに手に入ります。
私が英語学習をし始めたころは、アマゾンなんか無かったから超大型書店にわざわざ行って買ってたな…。あれはあれで楽しかったけど。
英文多読のススメ
何でもいいからとにかく大量の英文を読んでいくことが大切です。あまりにも難しいものを選んでしまうと疲れるので、自身のレベルに合ったものを選びましょうね。
多読の場合、辞書を引かずに6割程度理解できているもので十分です。量をこなすので、細部は気にせずどんどん読みましょう。
100%理解するまで次のページに進まない!というよりは、おおよその物語が分かる程度でいいです。
日本語に比べて英語の文字は小さいし、慣れないうちはそれだけで圧倒されてしまうので、「いずれ分かるようになる」という軽い気持ちで読みましょう。
緩急をつけて読む
多読を続けているうちに、気力があって勉強したいなーと感じる瞬間が来たら(勉強って波があるでしょう)、立ち止まって辞書を引いて、1ページを真剣に読むのもいいです。
子供向けの簡単な小説でも、知らない単語は容赦なく出てきますので、嫌というほど辞書を引くことになりますよ。
私もどちらかと言えば語彙力が低い方なので、未だに辞書を引いてばかりです(*’▽’)
そして辞書と格闘することに疲れたら、また読み飛ばしていきましょう。
ペーパーバックは紙の質が良くないせいか、読んでいるうちに結構痛んできます。それが「読み込んでいる気分にさせてくれる」ので、続けていくと快感に変わります(笑)
管理人オススメの小説
結論は何でもいいです。好みがあるし、レベルもそれぞれ違うでしょう。以下の小説は私が実際に読んできたもので、「周りにオススメの英文小説ある?」と聞かれたら答えているものです。
ハリーポッターシリーズ
初級から中級者向けです。
物語は子供向けな気がしますが、大人でもファンが多いですし文章もしっかりしています。
やはり基本が子供対象なので、文章が読みやすい内容になっています。ご存知の通り映画化されているので、難しいと感じるかたは映画を観てから読んでみるとすんなり理解できますよ。
まずは1巻から試してみて、読めそうなら次々進んでください。英語学習のために全巻読んでいます。
7巻まであるし、難易度もそこそこで多読には適している本ですね。
ダンブラウンシリーズ
中級者~上級者向けです。
ダヴィンチコードで一気に知名度が上がりましたね。私はこの人の小説が好きで、ほぼすべて原書で読んでいます。直近のは読めていませんが( ;∀;)
ハリーポッターと違い、完全に大人向けなので読みごたえはしっかりしています。
映画化されている「ダヴィンチコード」や「天使と悪魔」に比べると知名度はありませんが、Deception Pointなども面白いです。
ダンブラウンシリーズは外れが無いなー
ただサスペンスの場合、多読だからと言ってあまりにも内容が分からず読み飛ばしていると、事件に取り残されるので要注意です。
それなりに実力がついてからチャレンジしましょうね。
ロードオブザリングシリーズ
上級者~超上級者向けです。
不屈の名作で、内容は本当に面白いのですがとにかく難しい!真剣に読んでも分からない部分があるので、ある意味「多読ぐらいがちょうどいい」です。
この本が読めるようになったら、もう怖いものはありません(笑)
行きなりチャレンジしても返り討ちに遭うと思うので、ぜひ映画を観てから挑んでください。
ただし、映画も3作ありますが相当短縮していますので、原書を読むともっと壮大な物語なのだと気付きます。
映画を観ていても分からないところは分からないです。苦痛に感じたら止めてくださいね(笑)
多読は飽くまで楽しめる範囲で実施するのが原則です。
まとめ
英語力は文法や語彙力が基礎になりますが、そればかり勉強するのはしんどいので、楽しみを混ぜながら継続しましょう。
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、どれも重要なスキルなので、何でもいいからとにかく続けることが大事。
多読をする!と意気込んで、次の瞬間やっぱりやめた…でもいいんです。他のことで英語学習を取り入れましょう。
紹介している小説は、私が読んできたもののほんの一部です。
私も空いた時間にたくさん読んできたので、勉強部屋の本棚が読み終えたペーパーバックで埋まっていた時期がありましたよ。
すぐに効果が出るようなものではありませんが、一冊一冊読み終えていくと充実感があるし、一歩ずつですが確実に前に進んでいます。
英語ビジネスの”簡単”、”お手軽”などの言葉に惑わされることなく、着実に力をつけていきましょう。
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