英語は読めるけど書けないと勘違いしている人へ

英語
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「リーディングはそこそこ出来るんだけどさぁ、ライティングが苦手なんだよね。あとリスニングもまぁまぁ出来るんだけど、会話は全く出来ないんだ」

英語が少しだけ得意な人にありがちなパターンです。読める、聞き取れる(理解できる)けど、書く、話すことは出来ないと思っている人。

みんなそれなりに受験などで英語を勉強してきたので、ある程度の文章が読めるのになぜ”書く”、”話す”ことが出来ないのかと思っているでしょう。

それはね、単純に知識が浅いからです。それだけの話です。

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英文が読める≠英文が書ける

多くの人が同じ英語の文章を扱う力なのだから、リーディング力もライティング力も似たようなものだと勘違いしていますが、この二つのスキルに求められるレベルは全く違います

身体に刻み込まれた英語のスキルが、Passive Knowledge状態(受動)なのか、Active Knowledge状態(能動)なのかで大きな違いがあります。

  • Passive Knowledge:見たとき、聞いた時に思いだすことができる知識。Passive Knowledgeの状態でも読む、聞くことで内容はある程度理解できる。日本語における漢字に例えると理解しやすい。PC等で数多くの漢字に触れていても、いざ手書きしようとしたら全く出てこない知識。
  • Active Knowledge:自身の意思で能動的に活用できるもの。多くの場合、Passive Knowledgeから始まり、扱う回数をこなすことでActive Knowledge化される。

つまりは、読んで理解できるからといって、その文章を自身で能動的に書き出せるわけではないということ。実際のところ、読んで理解できる英文レベルの半分以下のレベルしかライティングが出来ない

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聞き取れる≠話せる

これも読み書きと理屈は同じです。しかし、紙に印刷されている静止画を読むことと、リアルタイムで流れるリスニングではスピードという別の要素が加わってきます。

リスニング力が抜群で長文でもほぼ聞き取れている人は、恐らくある程度話せます。聞き取れているけど話せないという人は、実は聞き取れているのはすごく大雑把な文脈だけで、細部は聞き取れず想像でカバーしているだけです。リスニング力も実際はそこまで高くない。

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能動的スキルを高める方法

短時間でできるトレーニング法をご紹介しましょう。まずは音声付きの参考書を買い、短めの英文をスクリプトを読みながら聞きましょう。ちゃんと意味が理解できるよう辞書を引いてOKです。あまり長い文章だと記憶力の問題になってくるので、2~3行程度のものが好ましいです。

何度か聞いて文章が自分のものになったと思ったら、テキストを伏せてその文章を書き出してみましょう。ある程度の長さがある文章であれば、一語一句思い出せないこともあるかもしれません。その時は自身の文法力、単語力を使って正しい文章を完成させましょう

英文の内容が理解できているのに、頭に光景は思い浮かべられているのにテキストを見なければ同じ文章が再現できない場合、まだPassive Knowledgeで理解しているだけで、Active Knowledgeには達していないということです。

この2~3行の文章を短期的に記憶して再現するトレーニングを繰り返すと、自身の知識に空いた穴を埋めることが出来ます。語彙、文法知識ともに。

ライティングができる人はスピーキングもできる

また、何度もこなしているとスピーキングにも生きてきます。知識がActive化されると、それが書きだす行為であれ口で話す行為であれ同じことなのです。自身で文章が書ける人は、自身で文章が話せます。

アルファベットが書けないという特殊な事情が無い限り、能動的に文章が書けるのに、話せないなんてことは起こりえません。冷静に考えてみてください。能動的に書いた文章を、そのまま読めば話したことになるのですから(笑)

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まとめ

Passive Knowledge状態の知識に問題があると言っているわけではありません。多くの知識はPassive Knowledgeを経てActive Knowledge化されていくので、広く浅く知っておくのはいいことです。

認識しておく必要があることは、読めるけど書けない、聞けるけど話せない人は、まだまだ英語が得意な部類ではないということです。すべてのスキルはリンクしているので、何の理由もなくそれだけができないということはあり得ないのです。

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