コロナウィルスの猛威は止まりませんが、米国株は連日順調に上がっています。あれ?気が付けばS&P500って最高値更新している?
最近真面目に株価を見れていないから、いつの間にか…と言う感じですね。
長期投資家は本来これぐらいがいいんでしょうね。
資産が6000万円に回復
3月23日のコロナショックの底の時は大きく減ってしまいましたが、気が付けばまた資産が回復していました。
私はコロナショック時には大きく買い増せていないし、その後保有株の整理で現金比率を高めにしているので、むしろこの勢いに乗れていない部分もあります。
つくづく売買が下手だと感じます
楽天証券口座の概要です。楽天銀行に入っている現金500万円は総額には含まれないので、今6100万円ぐらい投資関連のお金として入っていることにあります。
最近生活資金の給与口座から楽天銀行へ移し替える作業が出来ていないので、給与口座には300万円ぐらいあるはずです。
私は40歳までは生活防衛資金として200万円を給与口座に残し、後は投資に回すと決めているので、いずれ100万円を楽天銀行に振り込んでおきます。
妻もVOOを購入しているし、世帯で保有している資産で考えたら1億円が見えてきた気がする。
株価の暴騰は無くても暴落さえなければ40歳までに1億円も見えてきた…わけないか。40歳まで後少ししか時間が無い。
複利の雪だるまを実感できるのはある程度資産が貯まってから
投資関連のブログやTwitterを見ていると、20代から投資をしている方が多いので本当にすごいと思います。
これが世間一般ではないのだろうなと思いますが、そんな方ばかりフォローしているから「普通」にすら思えてきます。
私も投資を始めたころは複利の雪だるまだ!と希望を抱いて投資をし始めました。間違ってはいません。少額からでもスタートしないことには前に進みませんから。
しかしながら、現実問題として200万円や300万円程度のお金を投資して、配当金や含み益を狙ったとしても、年間いくらのプラスになりましょうか。
年間10%増えたら勝ち組ですし、毎年10%のプラスを叩き出せればもはやプロでしょう。
それでも投資額が200万円であれば、年間20万円です。毎年10%上げられたら大きいですが、それでも「雪だるま」にはまだほど遠いです。
やはり1000万円以上は投資しないと、「複利の雪だるま」を実感することは難しいでしょう。
いや、正直2000万円以上かな…
投資をしながら年収を上げる努力をした方がいい
投資ってどこかで「えいやっ!」ってスタートさせなければいつまで経っても始められないので、少額でもまずは何か買ってみることが大事です。
スタートは若ければ若いほどいいでしょう。私は始めたのが遅すぎました。
20代はそこまで余力が無いでしょうから、いずれにせよ少額になると思います。何を買ってもいいでしょう。取り返しはつきます。
時間を掛けたり勉強したりするのが嫌であればS&P500がいいでしょう。
それと同時並行で、若いうちは年収を高める努力をした方がいい。労働者を続けるのであれば、少しでも高い業界に転職を目指すとか、社内でのポジションを上げるとか、労力はそっちに使った方がいい。
投資に期待を寄せるにはまだ資産が少なすぎます。
私は投資歴がそれなりになってきたくせに、そんなに大した利益が出ていません。もちろん大きくプラスなのですが、市場の伸びから考えたら負け組投資家です。
それでも資産は増えています。なぜかというと、収入が安定しているからです。「だったら投資なんかしなくて働き続けろよ!」と言われそうですが、その通りです。
投資を始めたころは「優雅なリタイア生活」なんて思っていたし、実際このブログの初期にもそんなことを書いています。
しかし、現実は甘くありませんでした。30代の妻子持ちが仕事をせず優雅にリタイアできるほど、投資で順調に資産は増えません。
いや、増える人もいるんでしょうけど私には無理でした。
結果論ですが、ひたすら年収を上げるために働き続けて来たことが今になってよかったと思っています。
もし20代、それこそ大学生で今から投資を始めようと思う方がいたら、ぜひ投資をスタートさせることと同時に、いかに年収を上げることが出来るかを真剣に考えたほうがいい。
資産が少ないうちは労働収入の方がよっぽど大事です。
40前の労働者階級のおっちゃんからのメッセージでした
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