最近米国市場が活況なので、新たに投資を始めた人、追加で資金を投入している人が増えてきました。
私も買おうと思っているのですが、仕事で心に余裕が無くて買っていません。
いや、そりゃ1分もあれば買い注文入れられるんだけど、何となく気分的に色々と動かしたい気分では無くてね
最近個別株を大量に持っていることが怖くなり、徐々に売り払ってVOOに乗り換えています。そのついでに、売った金額全てを注ぎ込むのではなく、少し現金として残しています。
まあ、その間に米国株は最高値を更新して言ってるのだから、何もしなかった方が結果的に資産が増えているという悲しい現実は指摘しないでください。
3月の恐怖、経験は次に生かせるのか
気が付けばコロナショック時の急落から5か月ぐらい経っていますね。
2月末から3月23日まで、毎日のように株価が下がり、寝て起きたら200万円、寝て起きたら300万円が消えていく状況でした。
恐怖しかないよ(笑)
私は「米国株は売らない」と耐えることを選んだため、もろに被弾しました。結果的に今は資産が回復していますが、あの時の判断が正しかったかと言うと、正直怪しいです。
素早い判断で撤退、その後再参入された方は大きく資産を増やしています。私にはできなかったことです。
次のショック時も、私は初期に決断して素早く撤退できる自信はありません。襲ってきているショックが深いものなのか、かすり傷程度のものなのかの判断がつかないからです。
結果的に数%の下落だったものにたいして、すわ撤退だっ!なんてやってたら毎月撤退しなきゃいけませんから
VOOオンリーだと耐えられるか
私は現在日本株、米国株を合わせて4500万円程度の株式資産を保有しています。個別銘柄をすべて売り、4500万円をVOOだけにしたとしましょう。
次のショックは耐えられるでしょうか。
確かに以前のように個別株7割の状態よりは、「絶対に倒産しない」と言う安心感があるので恐怖はいくばくかマシだと思います。
しかし、個別株だろうがVOOだろうが、ショック時には全て下がります。下がり方に濃淡がある個別株とは違うけど、VOOだって下がる。
今でこそ回復していますが、2月~3月にかけては世界に十分な恐怖を与えるものでしたよね。そりゃ個別株が暴落したら、その集合体であるETFも暴落するに決まっている。
結局VOOオンリーにしたいたとしても、3月上旬から3月23日までの、「寝て起きたら200万円消える」と言う状況は一緒だったわけだ。
やっぱこえーよ(笑)
恐怖を和らげるのは現金しかない
投資額が5000万円とかに増えてきた今、VOOだろうが個別株だろうが、あんな急落になれば毎日数百万円が消えて行きます。
それが嫌なら投資額を下げる必要がありますが、私はまだまだ投資し続けたい。むしろ1億円の株式資産を保有を目指しています。
そう考えると、急落時の恐怖を和らげるのは現金しかありません。全力投資で突っ走ってきましたが、やっぱり私のような立ち回りが下手な投資家は、一定額の現金は温存しておくことが大事だと思いました。
3月の急落時は投資待機資金は300万円ぐらいしか手元に無く、全額突っ込んでも焼け石に水状態でした。
しかもそれを全額突っ込んだら次が無いという恐怖も重なり、振り返れば大きなチャンスであったにもかかわらず追加投資出来た金額はわずかです。
その反省から、今は投資待機資金として約1000万円を残しました。これからまた追加で買っていきますが、この余力は維持していくつもりです。
暴落なんて二度ときてほしくないですが、絶対にまた来るでしょう。それが何年後になるのか、みんなが無いと思い始めた今、二番底へ向かうのか、分かりません。
でも次こそは勇気を持って買い増しできるよう、少し余力を残したまま買い増しを続けます。
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