収入が上がる、貯金が貯まると物欲が増える方が多いですが、私の場合は逆です。いや、私も働き始めの頃はそうだったかな。初めて手にする大きなお金で、財布を買ったり服を買ったりしていました。
しかし、投資を始めてからというもの、如実に物欲が減りました。消耗品にお金を使うのがバカバカしく感じ始めたんですよね。労働者として時間を切り売りしているのに、その労働で得たお金を貯めずに散財していたら、一生働き続けなければいけないでしょう。
資産を守るという意識が高まり、物欲は消える
私名義の口座で有している金融資産は6500万円ぐらいあります。ほとんどが株式で、3%ぐらい~4%の配当を生むものばかりです。これに加え、妻が蓄えている資産が1000万ほどあり、世帯で考えれば1億円も見えてきています。
一般的な30代夫婦にしてはため込んでいると思いますが、欲しいものは特にありません。あ、今冷蔵庫が壊れかけているからそれは買わないといけないかもしれない…はぁ。
なぜ物欲が消えてくるかというと、資産を守りたいという意識の方が強くなってくるからです。中途半端な額の資産だと、すぐに何かを買いたくなってしまうかもしれませんが、1億円が目前に迫ってくると、本当に仕事をやめても生きていけるのではないか、その状況が近づいているのではないかと実感がわいてきます。
車?要らないです。今のところ公共交通機関が発達した都会に住んでいるので、欲しいと思うことがあまりありません。あればいいでしょうが、大金を払ってまで欲しいとは思わない。事故も怖いしね。
ブランド品?要らないです。妻がもともとハイブランド勤務だったので家中にブランド品があるのですが、全て妻が独身時代に妻のお金で私にくれたものです。結婚後は新規で購入していません。幸いセンスが高い妻と結婚したので、ユニクロでも十分オシャレにコーディネートしてくれます。これは役得ですね(笑)
家?これは悩ましいところですが、今のところ買う予定はありません。私は転勤がありえる職種なので、購入には後ろ向きです。引っ越しになったら貸せばいいと言われますが、自身が住みたい家が必ずしも投資用マンションに向いているとは限りません。
家の好みって本当に人それぞれでしょう。購入した家が人の好みにマッチしているとは限らないので、安定して入居者が得られるか不安です。
何歳まで働くかは自分が決める
こう言ってしまえば聞こえはいいですが、ようは収入を労働に依存する期間をいつまでに設定するかということです。
人間は60歳、65歳、70歳まで働かなくてはいけないと決まっているわけではありません。何となく当たり前のようにみんなこの年齢まで働くということが前提になっていますが、そんなものは先入観です。生活が出来るなら働く必要はありません。もちろん、人とのつながりや社会貢献、暇つぶしなど、働きたい人は別です。
私の場合は、まずは早期リタイアしても全く問題ないレベルの資産を蓄え、経済的、精神的なゆとりを保ったうえで仕事を続けるか否かを決める立場になりたいのです。会社にリストラされたらどうしようなんて怯えながら生きていくのは辛いでしょう。
今後も収入はもう少し上がるでしょうし、資産ももっと増えてくるでしょう。しかし、私の生活はあまり変わりません。収入を大きく下回る費用で生活し、余ったお金を投資に回していきます。
苦痛じゃないかって?むしろ快適ですよ(笑)
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