先日お会いした仕事関係の方が、「人と会えばコロナの話題ばっかりでうんざりだよね」とおっしゃっていました。確かに今そんな話ばかりしている気がします。
私は東北地方で仕事をしているのですが、感染者が少ない田舎の方が1例出ることのインパクトが強く、皆さん警戒されています。
急落時に素早く撤退できた人
コロナ感染症が出始めて市場が急落したとき、「世界が変わる!」と感じてどれだけの方が撤退できたでしょう。今までも、米国株は一日で数%下落することなんて多々あったから、「慌てない騒がない」とどっしり構えていた人も多かったでしょう。
ええ、私もそうです(笑)
しかし、一部の方は今までの投資方針、信念?のようなものをあっさりと捨て、「これはヤバい!メンタルやられる!」と撤退しました。お見事です。
やはりビジネスで成功される方は、市場や大衆心理の変化を敏感に感じ取るセンサーが備わっているのでしょう。私のような雇われでのぼせ切った頭とは作りが違う。
急騰時に再参入できた人
その後、撤退できなかった人は震えながら下落していく相場を耐えることになります。「今日こそ底だ」と信じながら、毎日のように1000ドル単位で下げていくダウを眺めて。
結果3月23日に大底をつけることになるのですが、私はその段階でまだ「総悲観ではない」と感じ、さらなる下落を覚悟していました。
今思えばあれだけ資産が下がっているのによく耐えたなと思います。もはや麻痺していたのでしょうね。
その後市場は回復していくのですが、その時も二番底説はそこら中にあふれていました。「今再参入するやつは二番底に焼かれるぞ!」という感じで。
リーマンショックの二番底時とチャートが一緒だ!なんて重ねてきた画像も見た記憶があります。
ここで3月から5月ぐらいまでに再参入、もしくは大きく買い増せた方、どれぐらいいるでしょうか。私は200万円しか買えていません。というより資金が少なかったため買い増せる余力が無かったんですよね。
大きく勝負できたかたは、よほど変な銘柄を選んでいない限り皆さん爆益を得たでしょう。数年分足を早めた感じですね。私の周りにもいます。
撤退、再参入どちらかでも資産は増えた
最高のタイミングで撤退し、再参入できなくても、これだけの急落、急騰であればそのどちらかだけでも上手いタイミングで取引出来たら資産は大きく増加したでしょう。
私?ガチアホールドでしたので恩恵はありませんでしたよ(笑)
今の資産額が6500万円程なので、今回のコロナショックにもう少しうまく乗れていたら、一気に8000万円ぐらいにまでは駆け上がっていたでしょう。1億円も本当に手が届くところに来ていました。
「暴落時に買う」、「高値から10%で売りのサイン」、「頭と尻尾は何とやら」なんて、言うのは勝手ですが数千万円も投資しているとそんな素早く決断できません。それが出来た方は本当にすごいと思います。お金の器が違うんでしょう。
私は今後も似たようなことを繰り返すと思います。だから少し現金比率を高め、個別銘柄の大部分を処分してETFに切り替えました。
保守的と言えばそうなのですが、あの急落時のストレスを考えると、これぐらいがちょうどいいと思っています。
まだ投資を始めておらず、次下落したら参入しようと考えている人はまず何か買ってみてください。本やブログを読んで作り上げたイメージ通りに行動できませんから。
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