私は生まれも育ちも日本で、ちょっとほかの国とは違う文化や国民性を持つこの国が大好きなので日本には元気でいてほしいと願うばかりです。
しかし、現状は高齢者が増え若者が子供を生まなくなり、労働者人口が減るにもかかわず長寿の国なので高齢者が長生きします。全くありがたい話です。
日本を世界有数の大国に育ててくれた上の世代には感謝しますが、若者の活気がなくなり高齢者の面倒を見るためだけに働いているような感覚に陥りだしたらお互いにとってよくないですよね。
米国市場が上がっても日本市場が上がるとは限らない
私は投資し始めたころは三井物産や三菱UFJなどの有名一流企業に投資をしておりましたが、米国株の存在を知ってから徐々にシフトし、今では資産の大半が米国株になっております。
日本株で保有しているのは武田薬品とJTのみです。どちらも不況にはあまり左右されず、市場平均とは関係ない動きを示す銘柄ですね。
私が売ったその他日本株は銘柄によってまちまちですが、トータルで見たらやはり売ってよかったと思っています。全体的には横ばいかちょっと下がっているぐらいでずっと停滞しているものがほとんどなので。
日本株を長期で保有していて感じたことは、米国市場が上がっても日本市場は上がらないのに、米国市場が大きく下がったら確実に日本市場は下がるという事実です。しかも米国市場よりさらに大幅に下がる。
- 米国市場が大きく上がる⇒日本市場が上がるとは限らない
- 米国市場が大きく下がる⇒日本市場はさらに大きく下がる
- 日本市場が大きく上がる⇒米国市場が上がるとは限らない
- 日本市場が大きく下がる⇒米国市場が下がるとは限らない
日本市場が大幅に下落しても米国市場はどこ吹く風。特に影響はありません。しかし米国市場が大幅に下落しようものなら、日本市場は恐怖のどん底に陥ったかのような下がり方を見せる。
長期で見たら日本市場は米国市場の後追いなのに、下落時にとことん落ちるうえに回復が遅いので、日経平均は常に2万円前後をうろつくボックス圏内から出られません。
そりゃね、長期で見たら米国株の方が成績が良くなるはずですよ
個別株を見極める力が無い弱小投資家は強いものに巻かれるのが吉
日本株でももちろん優良銘柄は存在します。しかし超長期的に見て右肩上がりの銘柄は米国に比べて非常に少ないため、銘柄選定に自信が無い弱小投資家は手を出さない方がいいでしょう(と言いつつ私は未だに武田薬品とJTを保有しております)
個別株の見極めに自身が無い弱小投資家こそ、強いものに巻かれる王道を行きましょう。S&P500なら誰が買ってもいつ買っても同じS&P500です。プロもアマも貧乏人でも金持ちでも、買ってしまえば同じS&P500です。
プロとアマでは買うタイミングが違うって?そうかもしれませんが長期的にはそのタイミング差をカバーするのが米国市場ってもんです。
日本に生まれ育つとつい日本株への愛着を持ってしまうところですが、大切なお金だからこそ、強いものに預けるのが安心です。私はこれ以上日本株は買わず、米国市場に賭け続けます。
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