米製薬大手ジョンソンエンドジョンソン、石油メジャーエクソンモービルから配当金を受領しました。
JNJ:$122.65
XOM:$87.37
いずれも投資金額がそこまで大きくないので小銭ですね。大きな配当金は年内は残すところコカ・コーラだけです。年末には今年一年の配当金額をまとめます。
配当金は定期的な利益確定
配当金は支払った瞬間に企業の価値が減り、受け取り側には税金がかかるためタコが自分の足を食らうような例えをされることがありますが、私はそんなこと気にせずただありがたく配当をいただきます。
いくら含み益が増えようとも、利確しなければ砂上の楼閣だし、それなら定期的な「利益確定」という意味合いで配当をもらうのもいいんじゃないでしょうか。
毎日のように株価が上がり含み益が増えてくると、「もっと上がるんじゃないか」という期待からなかなか利確も出来ないものなんですよ。だったら強制的に配当金として定期的に利益確定するという方法もあっていいと思うのですよ。
ドルコスト平均法で買い付けるのと逆のイメージです。定期的に一定額売るようなものですね。
配当金は下落時の精神安定剤
投資を長くやっていると、確実に下落局面にぶつかることになります。その瞬間に投資している金額、現金の多寡によっても違いますが、心身ともにダメージを食らうのは間違いありません。
私なんか5000万円以上投資しているので、まともな下落を食らうと毎日月給分ぐらいがマイナスになっていくのを眺めていなくてはなりません。
一日働いている間に月給分が消えていくわけです。恐ろしい状況ですよ。
そんなときに、「保有していたら配当金が出る。何年か耐えたらいずれプラスになる」と思えるかどうかは大きいです。
私も以前Amazonを少しだけ購入し、見事に急落に見舞われて20%ほど失いましたが、その時に「持ってても配当金1円も支払われないなら、もはやこの時点で損確定だな…」と思い、少しだけ株価が回復したときに売り払いました。
資産増加は最速を目指さない
誰だって自分の大切なお金を投資しているわけですから、早く、大きく資産が増加して欲しいに決まってます。もちろん私もお金持ちになるために投資しているのですから、資産はできるだけ大きく、できるだけ早く増加して欲しいです。
しかし、特別な投資のセンスや深い知識を有していない一般的なサラリーマン投資家にとって、他の人を出し抜いて儲けようなんて考えは怪我のもとです。
労働収入と資産から得られる配当収入を組み合わせて、毎年少しずつでも資産が増えていけばいいと考えるぐらいが丁度いい。配当金はそんな凡人投資家にはぴったりの収入ですよ。
今年一番儲かった銘柄を披露し合い、他者と比べて優劣をつけるなんて一般投資家には意味が無いですよ。そういうのはプロに任せましょう。
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