勤めている企業からの労働収入で生きている私にとって、配当金はありがたい存在です。
コロナウイルスの影響で各種手当が無くなり収入が減っており、あらためて労働者の収入は会社に依存しているのだと感じさせられます。
まあ、自営業と違いこのような状況でも基本給が保障されているのが特権ではありますが。
ところで、私が勤める企業は2ヶ月程社員が完全自宅待機にもかかわらず、会社の業績が悪くないため、将来的にはリストラするのではないかと感じています。
だってまともな経営者なら、社員がずっと家にいるのに、在宅でそれなりに仕事が回って儲かっていたら「あれ?ちょっとぐらい社員減らしても問題ないんじゃね?あとオフィスって要らなくね?」ってなるでしょう(笑)
オフィスの削除ぐらいで許してくれることを願うばかりです
P&Gから配当金を受領
$567.08(税引き後)
ありがたいです。P&Gはここ数年買い増しを行っていませんが、きっちりと増配してくれているので毎年の受領金額も上がっています。
P&Gは日本株から米国株にシフトする時に初めて買った銘柄で、保有年数も長くなってきているため累計の配当金が$6,500を超えています。
本当にありがたい
P&Gの長期チャートです。美しいですね。40年間で見ても地味ではありますが確実に右肩上がりです。
どこで買っても保有者は含み益+配当金で報われている銘柄です。
しかし、今からP&Gを買う人が、今後報われるかどうかは分かりません。日用品は安価で高品質なジェネリック品が増えてくるでしょうし、これまでの40年と、これからの40年が同じ世界ではありませんから。
そもそもネットで推奨されている個別株を買って報われるかどうかなんて、誰にも分かりませんので、推奨情報は参考程度にしておきましょうね。
売ってもプラス、配当金でもプラスが高配当銘柄保有の条件
P&Gは私が保有する個別銘柄で一番大きい割合を占めているのですが、含み益が350万円ほどあります。
上述の累計配当金も合わせると、長期保有していて本当によかったと思う銘柄です。
そして私のブログで何度も取り上げているアルトリアは、P&Gよりも多くの配当金を支払ってくれていますが、200万円以上の含み損です。
お金に裏も表もありませんが、P&Gから貰う配当金は嬉しいけど、アルトリアから貰う配当金は嬉しくありません。
配当を目的に投資する場合、一定の含み益があって「今売ってもプラス、配当金でさらにプラス」だから喜べるのです。心が癒されるのです。
不毛な感情論であることは分かっていますが、200万円も含み損を出している銘柄から、「ほれ、配当金を喜んで受け取れ」と言われても腹が立ちますよ(笑)
もし今から高配当銘柄を買って、配当金を再投資して長期保有するぞ!と考えている方がいたら、購入銘柄が巨額の含み損に陥った場合のシミュレーションをしておくことをおすすめします。
倒産しない限り、ひたすらナンピン買いしたらいずれ配当金と株価の復活によりプラスになるはずなのですが、それってカジノで負け続けている人が「次こそは!」とひたすらお金を投入している姿と同じです。
あー、自分で例えておいて悲しくなった。カジノか…。皆さんも気を付けましょう。高配当だから何でもありというわけではありません。
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