優れた銘柄ならいつ買っても誰が買っても同じ

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これは私の持論ですが、優良な銘柄なら誰がいつ買っても同じだと思っています。もちろん株価が低い時にたくさん買って、その後値上がりするのが理想です。しかし、値上がり値下がりってどれだけ予想できますか。投資のプロでも結局は上がるか下がるか明確に予想できません

タイミングが重要とか、今は割安、割高なんて色々雑音が聞こえてきますが、それってあなたしか知らない情報ですか?世界中の人々、AIが日々株取引で儲けようととてつもないスピードで情報を処理し、出た情報を一瞬で飲み込んで株価に反映されます

インサイダーが無いという前提で考えたら、短期的な未来の株価を事前に予想するのは無理でしょう。だったら優良銘柄、もしくはS&P500 ETFを予算に応じて”適当なタイミング”で購入するのが余計な時間、ストレスをかけずに投資を継続できます。

考えて買っても、考えずに買っても同じ株

株式市場はとてつもない頭のいい人たちが日々しのぎを削っている世界です。素人が手を出すと負けると言われています。しかし、とある人が大した知識を持たずに何となくボーナス入ったからコカ・コーラでも買おうかなーと思って購入した瞬間、世界の頭のいい人たちがたくさんのそれらしい理由を付けて「今だっ!」と購入したりするわけです。

この二人は全く同じタイミングで株を購入しており、一方は適当、一方は練りに練られた戦略の下に購入しています。しかし、買ってしまえば同じ株です。市場は冷徹なので買うまでのプロセスが評価されて有利になることはありません。

ちょっと待て!素人とプロが同じタイミングで株を買うわけないだろう!そしてプロは売るタイミングも見計らっているが、素人は損切もうまくできないだろう!という声が聞こえてきますね。

でもね、今日もどこかのプロが株を買う(売る)わけですよ。そして同じタイミングで素人も買う(売る)わけです。自分だけが特別枠で売買しているわけではない。自信満々でプロが買った瞬間、どこかの素人も買っているんです。

知識、経験が無くても資産は増やせる

知識が無い人、経験が無い人がしてしまう失敗は狼狽売り(買い)をしてしまうことです。市場は勢いのある方向へ上下します。その流れに恐怖(もしくは高揚)してしまい、売買することは精神衛生上よくないですし、あまりいい結果をもたらしません。

知識と経験が乏しい人にこそ、S&P500 ETF(VOO等)をオススメします。これなら倒産する可能性も無いし、短期的には下がるかもしれませんが長期的に見たらまず間違いなく資産は増えていく

後は自身が許容できる範囲でコツコツ買い増ししていけばいい。S&P500は売ることは考えなくていいです。自身の資産額を見てどれぐらいリスク資産を保有できるかを考え、ただ買い続けるだけです。簡単でしょ。忙しい人は株価を見なくてもいいし、決算やニュースも見なくていい。むしろ余計な雑音が入ってくるだけなので何もしなくてもいいぐらいです。

さいごに

個別企業の決算報告を熟読し、自身でタイミングを見計らって株を購入している人から見たら、私のような意見はバカに見えるでしょう。無知でもタイミングなんかわからなくても、最短最速に拘らなければ資産は増やしていけることを、身をもって証明していきたいと思います

株式投資が知識のある限られた人のものではなく、普通の労働者でも気軽に参加出来てみんなが豊かになれたらいいですよね。日本の眠っている莫大な金融資産を考えると、世界で唯一無二の存在になれる可能性を秘めています。その力の源は、まじめに働いている普通の労働者が蓄えた資産です。

繰り返しますが、知識や経験なんて必要ない。可能な範囲で優良銘柄やS&P500を買えばいいのです。

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