私は現在賃貸マンションに住み、車も保有せず、保険も収入保障保険を月3000円程度払っているのみです。携帯電話も夫婦ともに格安SIMだし、固定費は結構削っている方だと思います。
転勤族ということもあり、会社から家賃補助が出ていること、会社の福利厚生で社有車をプライベート使用してもいいことがあるため、出来るだけ「持たない生活」を維持しています。
労働者として会社からの恩恵をフル活用しているからこそできることではあります。
保険は色々調べた結果、本当に必要なのは万が一私が「今すぐ死んだ場合」にのみ補助が必要だと思い、収入保障保険に加入しています。一般的な専業主婦と子持ちの男性からしたら相当保険に掛けている金額は低いと思います。
持ち家か賃貸か
これはずーっと議論され続けているし、答えなんかあるはずはありません。突き詰めていけば「欲しいか欲しくないか」でしょう。私は「欲しくない」んです。何と言われても欲しくないんだから仕方が無いでしょう(そりゃタダでくれるというなら貰いますが)。
金銭的なことを考えた場合、レンタル(賃貸)より購入したほうが得なことは分かっています。ずっと同じところに住むのであれば大家の利益が上乗せされた家賃より、自身で所有したほうが安いに決まっています。
しかし子供のころから親の転勤で住まいが変わることが普通だったことや、仕事を始めてから10年で転勤で6回引っ越していることもあり、「数年住んだら飽きる体質」になってしまっているんですよね。
だから金銭的な理由以前に、「数十年後まで家を固定する」という感覚がまだ受け入れられません。
ただこれは会社から75%ほど家賃補助が出ており、自己負担が5万円に満たないことがあるので許されていることだとは思います。もしこれが無くなったら、金銭的な計算を本格的にし始めなければいけません。
会社の経費ばかりで引っ越していますが、引っ越しすることも大きな出費ですからね。
それでしばらくは賃貸に住むと思いますが。仕事もいつまで続けるか分からないし、子供だっていつ巣立っていくか分からない。
車はあれば便利だけど無ければないで困らない
私は一昨年まで京都と東京に住んでおり、子供が生まれましたが車は使用しておりませんでした。東京に住んでいた時に神奈川県のレジャーランドに行くためにレンタカーを借りたりしましたが、後はすべて公共交通機関を利用していました。
あれば便利なことは間違いないですが、無ければ無いなりの生活になるだけです。
関西圏に引っ越してきてからもしばらく車を保有せず、時折レンタカー+公共交通機関で過ごしていました。
昨年より会社の福利厚生を利用し始め、社有車のプライベート使用に手を出してからは便利なので毎週末使っています(笑)
しかし上述の通り、無ければ無いで無いなりの生活にしたらいいだけです。それなりの街であれば公共交通機関は十分発達しているので、それを見越したお出かけプランを作るだけです。
私は今会社に面倒を見てもらって車を使っていますが、この福利厚生が終了しても(実際する可能性はある)今の街に住んでいる限り車を買うつもりは全くありません。
家族が出来たら車は必須だって?そんなもん車が欲しい人の言い分だろう。わしゃ要らん。
欲しい人は買えばいいんです。私の周りにも車が趣味な人はたくさんいます。そういう人がいないと経済が回らないので、どんどん買ってもらいたい。
年々欲しいものが無くなってくる
こういうことを書くとそんなに節約して何が楽しいんだ?と言われそうですが、物欲=生きる意味では無いので私は十分幸せです。妻からも「何か欲しいものないの?」と聞かれますが、本当にないんですよ。
強いて言えば最近調子が悪くなってきた炊飯器でしょうか…。独身時代に購入したものでもはや10年が経過しようとしています。普通に白米を炊いているのに勝手におこげが出来始めています。10年選手の熟練の技でしょうか。
代わりに子供の教育には好きなだけお金を使うよう妻には伝えています。幼児教室、習いごと、楽器、意味があるかないかは将来振り返って考えればいいので、今はやりたいと思うことをしたらいいと。
欲しいものがあるとしたら、もはや株以外にありません。お金が余っているのであれば、ただただ株が欲しいんです。
そういう意味では、投資を始めてよかった。無駄な物欲が消え、自然と節約ができ、余ったお金は投資に回せる。私にとって「持たないこと」は理想的な生活なんです。
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